今、この記事を読んでいる人は、下記のいずれか、もしくは両方のタイプに該当する人だと思います。
即日融資を希望する人……手元にお金がない、緊急でまとまったお金を用意しなければならないなど、急ぎでお金を手に入れないとダメな場合が多い。
審査が甘いところを希望する人……多重債務や債務整理経験者、延滞、ブラックなど何かしらの理由で銀行や大手消費者金融の審査に通らない場合が多い。
今回は、「即日融資ができて審査の甘いところを希望する人」に向けた記事となります。
結論から言うと、即日融資の審査の甘い消費者金融は存在しません。どこも自社の審査基準に則って審査を行います。
当記事では、審査基準を満たす条件の理解を深め、正しい借入方法について解説しています。
選択肢は1つ!中小消費者金融を利用すること
即日融資対応で審査の甘いカードローンは存在しません。
中小消費者金融の中には、創業何十年のところもあり、審査のノウハウが大手と異なり手動を採用している企業が多いです。
そのため、審査スピードも早く即日融資にも対応してくれるところが多いです。ただ大手消費者金融と比較すると、サービス面に少しばかり難アリのところもあります。
まずは、比較的審査の甘いおすすめ中小消費者金融をご紹介していきたいと思います。
消費者金融 | 金利 | 借入限度額 |
---|---|---|
フクホー | 年7.3%~年18.0% | 200万円 |
セントラル | 年4.8%~年18.0% | 300万円 |
ライフティ | 年8.0%~年20.0% | 1,000円~500万円 |
アロー | 年15.00%~年19.94% | 200万円 |
スカイオフィス | 年15.0%~年20.0% | 1万円~50万円 |
→(カードローンの審査が甘い業者はどこ?審査落ちした人でも通る!)
中小消費者金融は審査が甘いのか
大手消費者金融と比べれば、中小消費者金融の審査は甘いイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
実際のところ、中小消費者金融は、大手消費者金融や銀行とは異なる審査基準があり、独自の方法で審査を行なっています。
そのため、大手消費者金融や銀行のカードローンに落ちた方でも審査に通る可能性はあると言えます。
ただ、金利は大手消費者金融よりも高く、無利息期間はありません。
まずは大手消費者金融の簡易事前審査で、審査に通るのか確認することも一つの選択肢です。
プロミスのWeb申し込みなら最短1時間融資が可能なので、お急ぎの方向け。
初めての方なら、30日間利息0円で借入可能です。大手の審査に通る方は、中小で借りる必要はありません。
特徴比較 | 中小消費者金融 | 大手消費者金融 |
事前簡易審査 | なし | あり |
無利息期間 | なし | あり |
金利 | 上限20.0% | 上限18.0% |




大手消費者金融と中小消費者金融の審査の違い
大手消費者金融 | 中小消費者金融 | |
---|---|---|
審査の特徴 | コンピューターによる自動診断 | コンピューターによる自動診断と手動での審査 |
審査落ちする人の特徴 | ・信用情報に傷がある ・他社借入件数が多い |
借入総額が年収の3分の1 |
大手消費者金融では、カードローンの申込者数が多く審査を円滑化するため、コンピューターによる自動診断で審査を行なっています。
申込者の属性や個人信用情報機関に記録されている信用情報を元に、スコアリング(点数化)して、審査通過のボーダーラインを超えれば審査に通るという仕組みです。
ゆえに信用情報に傷があったり他社借入件数が多かったり、また勤続年数が短かったり年収が低すぎたりするとスコアが低くなり審査落ちの可能性が高まります。
一方、中小消費者金融でも自動診断は行うのですが、同時に手動での審査も行なっています。審査の際に個人信用情報機関に照会こそするものの、重要視するのは現在の返済能力です。
つまり過去に返済トラブルなどを起こして信用情報に傷がついていても、現在きちんと返済できており、安定継続収入があるなら中小消費者金融の審査に通る可能性は大いにあるのです。
即日融資でお金を借りられる消費者金融一覧
中小消費者金融は、大手消費者金融の審査に通らなかった方が申し込むべきカードローンです。
まだ大手消費者金融に申し込みしていないのであれば、まずは大手消費者金融で借り入れできないか検討しましょう。
では、大手消費者金融の中で即日融資可能で、比較的柔軟な審査を行なってくれるところはどこでしょうか。
初めてなら30日間利息0円で利用できるプロミス
プロミスは、SMBCグループの大手消費者金融です。
さらに、即日融資可能、職場連絡なしも相談できるカードローンです。
はじめての契約なら30日間の無利息でお金を借りることができます。また、50万円以下の借入なら収入証明書不要で契約可能!WEBから簡単お申し込みできます。
(※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です)
※安定した収入がない方は審査に通りません。
4.3点
初めての利用なら審査に柔軟なアイフルがおすすめ
初めてお金を借りるなら、大手の消費者金融がおすすめです。初めての利用なら30日間の無利息期間で申し込みをすることができます。
30日間無利息サービスは、初めての方限定のサービスです。これは、アイフル側の新規顧客獲得を狙った施策と捉えることができます。
このことから、初めて利用する方であれば、審査を優遇してもらえる可能性があると言えます。いきなり中小消費者金融に申し込みするよりも、まずはアイフルを検討してみてはいかがでしょうか。
プロミスやSMBCモビットのような金融会社と比較すると、親会社が唯一メガバンクの運営支援を受けていない会社です。
つまり、メガバンクが後ろにいないので、独自の審査で柔軟に対応をしてもらうことができます。
※審査の簡易診断があるので、ご利用ください↓。




- 平均融資額
- 約10万円
- 総合評価
- 4.3点
- はじめての方なら最大30日間無利息OK
- 融資まで最短即日
3.0%〜18.0% |
1,000円~800万円※一部提携CD/ATMでのご利用は10,000円からとなります。 |
最短30分 |
最短1時間 |
中小消費者金融の中では自動契約機やWEBサービスも充実したセントラル
もしアイフルなど大手消費者金融の審査に通らなかった、過去に落ちたことがあるという方は、中小消費者金融の利用を検討しましょう。中小消費者金融の中だとセントラルがおすすめです。
セントラルは、中小消費者金融では珍しく自動契約機を設置しており、自動契約機からの申込が可能となっています。
また初めての方であれば、30日間無利息サービスも提供しており、新規申込者も歓迎しています。
30日間無利息サービスは、初めての方限定のサービスですので新規顧客を積極的に獲得したいことが伺えます。
ですから初めてセントラルを利用する方であれば、審査も比較的通りやすいと考えられます。
中小消費者金融のメリット
比較的に審査が甘い
中小消費者金融は、大手消費者金融や銀行と比較すると審査が甘いところが多いです。中には、ブラックや他社借入がある人にも融資してくれるところもあります。
即日融資で対応してくれる
基本的には、審査もスピーディーですし、即日融資してくれる中小消費者金融が多いです。とはいえ、審査はきちんと行われますので、申込時にウソを吐いたり、よっぽど問題があったりすれば審査に落とされることもあります。
中小消費者金融のデメリット
契約書やカードが来店もしくは郵送のみの対応のところがある
例えば、自動契約機が設置されておらず契約書の受け渡しやカード発行が来店もしくは郵送のみしか対応していないといったことがあります。
地域密着型のところが多く店舗数が少ない
中小消費者金融は、地域密着型のところが多いため、遠方の人はインターネットで申込ができても来店するのが難しいなんてこともあります。
当然、契約書やカードが郵送でのお届けとなれば数日かかりますし、即日融資とはいかないこともあるでしょう。
また中小消費者金融によっては、来店しないと即日融資が受けられないところもあるため、どうしても今日中にお金が必要という人は大手消費者金融を検討すると良いでしょう。
おすすめの大手消費者金融に関しては、後ほどご紹介していきます。
金利が高い
中小消費者金融は、金利を利息制限法ギリギリの20.0%で設定しているところが多いです。大手消費者金融は18.0%のところが多く、銀行カードローンは15.0%前後なので金利が高いことがわかります。
即日融資可能な中小消費者金融は?
中小消費者金融の中には、即日融資可能なところも多いですが、来店での契約でなければ即日融資を受けられないというケースもあります。
ここでは、即日融資対応の中小消費者金融を表で分かりやすくまとめてみました。
中小消費者金融 | 全国対応 | 来店契約 | 金利 | 利用限度額 |
---|---|---|---|---|
フクホー | ◯ | 即日融資は要来店 | 年7.3%~年18.0% | 1万円〜200万円 |
セントラル | ◯ | 不要 | 年4.8%~年18.0% | 1万円〜300万円 |
キャッシングフタバ | ◯ | 不要 | 年14.959%~年17.950% | 1万円〜50万円(200万円まで増額可能) |
キャネット | ◯ | 即日融資は要来店 | 年15.0%~年20.0% | 1万円〜300万円 |
アルコシステム | ◯ | 不要 | 年15.0%~年20.0% | 1万円〜50万円 |
上表に掲載した中小消費者金融は、どこも全国対応です。しかしフクホーとキャネットに関しては、即日融資を受けるために来店契約が必要となります。
それ以外のセントラル、キャッシングフタバ、アルコシステムは、来店不要で即日融資を受けることが可能となっています。
消費者金融は審査で申込者の何を見ている?
消費者金融は、審査時に申込者のどういった部分を見ているのかというと「返済能力があるかどうか」です。
カードローンは、無担保・無保証人に加え、資金用途自由で借入することができるので、踏み倒しのリスクが考えられます。
毎月、安定継続収入がない(返済能力がない)人に貸付してしまうと、この踏み倒しのリスクが高くなってしまうわけです。
場合によっては、融資をした消費者金融側が借金と債権を背負う可能性もありえるのです。
こういった踏み倒しのリスクを少しでも軽減するために、申込者の返済能力(=安定継続収入)の有無を審査で確かめる必要があります。
申込者の属性・信用情報も審査で確認している
消費者金融の審査は、申込時に提出した申込情報を元に確認を行います。例えば、申込内容には、以下のような項目があります。
- 年収
- 勤務先
- 雇用形態
- 他社借入件数
こういった項目を元に、申込者に返済能力があるかどうかを判断していくというわけです。
また申込内容に虚偽がないか確認するために、収入証明書の提出や勤務先への在籍確認も行います。
この他に信用情報機関に照会して、個人向けローンやクレジットカード、携帯電話の割賦払いなどの申込履歴、契約内容、返済状況といった信用情報も確認します。
返済の延滞や申込履歴などが残っていると、踏み倒しの可能性が高くなるので審査に落とされる可能性が上がります。
申込時に他社借入件数を0件と虚偽の情報を入力しても、信用情報機関に照会した時にバレてしまうので、申込はきちんと正しい内容を記入しましょう。
先ほども言いましたが、カードローンは無担保・無保証人で借入することができるので、申込者の信用性が非常に大切です。
申込内容に虚偽の情報を記入するのは、審査落ちのリスクが高まるだけですので、必ず正しい内容かどうかを確認し提出前に間違いがないか目を通すようにしてください。
銀行カードローンは審査が慎重
理由は、まず銀行は即日融資で対応していないところが多いです。ここ最近、銀行カードローンの過剰貸付が問題となっている件をご存知でしょうか。
その過剰貸付の抑制策として、各行が自主規制に乗り出しました。銀行カードローンの審査は、元々厳しい傾向にはあるのですが、この自主規制によってさらに慎重化しています。
中には、当日中に審査結果を出してくれる銀行もあるかもしれませんが、申込の時間帯によっては、翌営業日以降になってしまうでしょう。
銀行カードローンは、審査が厳しく数日かかることがあるので即日融資を希望する人には向かないという結論に至ります。
一方、消費者金融は、審査スピードや即日融資が強みとなっており、今すぐお金を借りたいという人には非常に助かるメリットを持っています。
初めて借入する人は大手消費者金融がおすすめ!
即日融資が可能で審査の甘いカードローンに申込したいけど、中小消費者金融は知名度も低く利用するには不安……という人もいると思います。
銀行カードローンも即日融資が厳しいという点があります。もしこれから初めてカードローンを利用するのであれば、大手消費者金融を選びましょう。
大手消費者金融は、最短即日融資に対応しています。もちろん審査が甘いわけではありませんが、初めての方であれば信用情報が綺麗なケースがほとんどです。
安定継続収入があり、勤続年数などの属性にも問題がなければ審査に落ちる可能性は低いと言えるでしょう。
また大手消費者金融の特徴として、初めての方限定で「無利息サービス」を提供しているところが多いという点。
こういった初めての方限定のサービスは、新規顧客を獲得したいという狙いがありますので、初めてカードローンを利用する場合、審査で優遇してもらえるかもしれません。
大手消費者金融でおすすめなのは、以下の3社になります。
独自審査で柔軟な審査をしてくれるアイフル
現在、ほとんどの大手消費者金融は、銀行の傘下に属しています。
例えば、プロミスやSMBCモビットならSMBCグループ。アコムなら三菱UFJフィナンシャル・グループの傘下です。
その点アイフルは、唯一グループ会社に属さず、正真正銘の消費者金融としてサービスを提供しています。
長年の経営の中で培った独自審査を確立しており、柔軟な審査対応をしてくれるかもしれません。
審査が不安な人は、アイフルの審査に申し込みしてみてはいかがでしょうか。
WEB完結申込なら電話連絡なし・郵送物なしで利用できるSMBCモビット
SMBCモビットもプロミスと同じくSMBCグループの大手消費者金融です。顧客満足度が高く10秒簡易審査なども魅力です。
一番のポイントとしては、WEB完結申込であれば電話連絡なし・郵送物なしで利用できる点です。
家族や同居人にカードローン利用がバレる原因としては、自宅に送られてくる郵送物がその割合の多くを占めます。
また会社への電話連絡があると、社内スタッフにもバレるリスクが考えられますが、電話連絡なしで利用できるのは大きなメリットと言えます。
バレずに利用したい人には、SMBCモビットがおすすめです。
大手消費者金融も決して審査が甘いわけではない
消費者金融は、度々同じカードローン商品を扱っている銀行と比較されることがあるわけですが、その中で『銀行よりも消費者金融の方が審査が甘いよ!』という話をよく見かけます。
これには少しばかり語弊があって、『あくまで銀行と比較したらの話』です。消費者金融と言っても、大手となれば銀行のグループ会社です。
それに、きちんと信用情報を元に審査が行われますので、多重債務や債務整理、延滞、ブラックといった履歴が残っている人は、審査で落とされてしまうでしょう。
実際、大手消費者金融の審査承認率は、45%前後となっています。詳しい数字は、下記のグラフと表を参考にしてみてください。
大手消費者金融3社の審査承認率の平均(2016年度)
消費者金融 | 審査承認率の平均 |
---|---|
プロミス | 43.3% |
アコム | 47.9% |
アイフル | 46.4% |
大体、2人に1人が通るか通らないかといった具合です。
大手消費者金融は、即日融資には強いですが審査が甘いわけではないので、申込者の信用情報や属性によっては審査で落とされる場合もあるのです。
そうなってくると選択肢に残るのは、必然的に中小消費者金融となるわけです。
とはいえ、いきなり中小消費者金融に申込するのはちょっと怖いという人もいると思います。
初めてカードローンを利用するのであれば、大手消費者金融に申込しても審査に通るかもしれません。
先ほどの3社の中なら、アイフルがおすすめです。口コミを見てみると、他社借入のある方でも審査に通ったという人もいます。
また新規顧客獲得のため、初めての方限定で30日間無利息サービスも実施しており、初めてのご利用なら審査に通る可能性も高いです。
審査の甘い中小消費者金融で即日融資を受けるポイント
審査の甘い中小消費者金融で即日融資を受ける場合は、いくつかポイントを押さえた上で申込するようにしましょう。
- Web完結で契約できるか
- 無利息サービスがあるか
- ブラックや多重債務でも借りられるか
Web完結で契約できるか
中小消費者金融の中には、大手ほどWebサービスが充実していないところも珍しくありません。
中小消費者金融によっては、最短即日融資を謳っているところが多いですが、即日融資を受けるには来店での契約手続きが必要なところもあります。
全国対応で振込融資可能でも、契約方法が郵送となると書類の郵送・到着、契約手続きなどに一週間ほどかかることになり、即日融資を受けることができません。
その中でWeb完結のところであれば、申込や契約などインターネット上でスムーズに行うことができます。
即日融資可能な中小消費者金融であれば、ネット上から必要書類をアップロードでき、即日振込してくれるのでWeb完結対応のところを選びましょう。
無利息サービスがあるか
中小消費者金融は高金利のところが多いので、可能であれば無利息サービスがあるところが良いです。
もちろん中小消費者金融すべてが金利20.0%というわけではありません。その中で極力金利が低めのところを選ぶようにしましょう。
ブラックや多重債務でも借りられるか
中小消費者金融の公式サイトをチェックしてみると、『ブラックや多重債務でも融資OK!』といったような宣伝文句が記載されているところがあります。
こういったところであれば、自分の信用情報や属性に多少問題があっても、審査を通してくれる可能性が高いです。
手続きの準備をしているか
中小消費者金融で即日融資を受けたいのであれば、事前準備をしておくことが大切です。基本的にカードローンの契約には、必要書類を提出しなくてはいけません。
大手消費者金融や銀行カードローンは、運転免許証など本人確認が取れる書類があれば契約できます。
しかし中小消費者金融によっては、本人確認書類のほかにも収入証明書類の提出を求められる場合があります。
また中には、住民票を提出しなければならない中小消費者金融もありますので、利用を検討している中小消費者金融の必要書類を事前に確認しておくようにしましょう。
午前中に申し込みを完了できるか
中小消費者金融で即日融資を受けたいのであれば、午前中に申し込みを完了させる必要があります。遅くても13時までに申し込みを完了させないと即日融資は厳しくなります。
中小消費者金融の場合、申し込みはインターネットから24時間365日受付していますが、審査自体は手動でも診断していますので、営業時間内でないと審査を行なってもらえません。
またほとんどの中小消費者金融は、自社の自動契約機を所有していません。つまり口座振込での融資となりますので、銀行窓口の営業時間内でないと振込融資を受けられないのです。
銀行窓口の営業時間は平日の15時ですので、その時間帯までに申込完了から契約手続きを済ませれば即日融資を受けられるでしょう。
在籍確認が取れるか
カードローンの審査の過程で、在籍確認は必ず行われるものです。中小消費者金融でも、同様に在籍確認が行われます。そしてこの在籍確認が取れないと融資を受けられません。
在籍確認と聞くと会社に借金がバレるのではないかと不安に感じる方もいると思いますが、基本的には審査担当者の個人名で電話をかけてくれるのでバレるリスクは低いです。
審査が甘いだけで判断すると法外な金利を取られることも
審査が甘いカードローンを探しているなら、中小消費者金融だとその可能性はあります。
しかし中小消費者金融は、銀行カードローンや大手消費者金融と比較すると知名度が低く安全なのか心配になるでしょう。
ただ「審査甘い」や「ブラックOK」「無職でも借入可能」「無審査」といった謳い文句を信じてしまうと、法外な金利で借金地獄に落ちる可能性があるので要注意です。
基本的に中小消費者金融でも審査は必ず行われます。また返済能力がなければ融資しませんから、無職で借入できるということは絶対にありません。
ブラックでも借入できるかどうかも、審査結果によるものなので事前に「借入できる」と確約することは絶対にしません。
上記のような甘い言葉で申込を誘ってくるのは、闇金である可能性が非常に高いので注意しましょう。闇金は、法外な金利で利用者を借金地獄へと陥れます。
利息制限法の上限金利20.0%を超える金利はありえない
闇金の法外な金利というのは、例えば「トイチ」や「トサン」と呼ばれるものです。トイチは10日で1割、トサンは10日で3割の金利が発生します。
闇金ならたとえお金を借りられたとしても、あっという間に利息が膨らみ、気がつけば借入金額よりも利息の方が多いという事態もあるのです。
ちなみに利息制限法で定められている上限金利は以下になります。
元本10万円以下 | 上限金利20.0% |
元本10万円以上100万円未満 | 上限金利18.0% |
元本100万円以上 | 上限金利15.0% |
この利息制限法で定められた上限金利を超える金利設定で融資するのは、法律で禁止されています。
これに加えて消費者金融は、総量規制によって申込者の年収の3分の1を超える貸付が禁止されています。
闇金の中には法外な金利で貸付するだけでなく、総量規制を無視した金額を貸付し返済できなくなった利用者を精神的に追い詰めることもあります。
深夜に何度も電話をかけてきたり、自宅や職場に押しかけてきたりするなど、違法な取り立てをしてくる可能性もあるのです。
万が一、闇金を利用してしまった場合は、必ず警察や弁護士に相談するようにしてください。
この記事のアドバイザー

ファイナンシャルプランナー
志塚 洋介 先生(HP:志塚行政書士FP事務所)
企業・個人からの「お金」に関する悩み・問題を幅広く解決している。
1級FP技能士として資産運用、各種許可証、会社設立に携わっている。
契約書の作成、チェックなど、個人から法人まで幅広くサポートを行っている。