「給料日までまだまだ時間がある」「失業して収入がなくなった」「付き合いによる出費が多い」など、お金がなくて困る状況に陥ることは意外に多くあるのではないでしょうか。
そこで貯蓄を切り崩すなどの対応ができたり、親や友人を頼れたりすれば良いでしょう。しかし、手持ちのお金がまったくない場合は解決策がわからないこともあるかと思います。
そこで今回は、最初にお金がない原因について具体例を挙げてみて、その後にお金がない時の解決策、お金がなくて困らないようにするにはどんな方法があるのかについて解説します。
今はお金がなくても後に貯蓄するなどして状況を変えることはできます。当記事を参考に、今後の自身のお金について見直す機会にしてください。
お金がない原因
お金がない原因は人それぞれにあると思いますが、一般的に理由となるのが以下の3点です。
・収入が低い
・浪費癖がある
・借金がある
自分はお金がないと思う方は当てはまる項目がないかチェックしてみてください。
収入が低い
毎月の支出に対し、得られる収入が低ければお金がない状態に陥るでしょう。家賃が高い、乗っている車の維持費がかかるなど、お金に関する悩みはさまざまにあると思います。
しかし、収入と支出のバランスを考慮しなければお金のない生活から抜け出すことはできません。
浪費癖がある
浪費癖があることもお金がない大きな理由となります。新しい洋服や雑貨をすぐに買ってしまう方は多くいるかと思いますが、浪費癖のある方のほとんどで後先のことを考えない傾向があります。また、欲しいと思ったらその時の感情に流されて衝動買いをしてしまう方も浪費癖のある方に多い傾向です。
衝動買いをしたものは後から考えてみると「実はそんなに必要なかった」と思うこともあります。買い物をするときはその場で決めず、少し時間を置いてみると購入に至らなくなることも多いので心がけてみると良いでしょう。
借金がある
収入が低い場合、それに見合った生活をすれば何とかなります。しかし、借金があって返済に追われているような状況ではお金が残ることなどありません。給料が入っても返済に充てざるを得ず、残りのわずかなお金でやりくりするのでは困難を極めるでしょう。
もし複数のローン契約があるのでしたら、おまとめローンなどに借り換えるなどして毎月の負担を減らせば少しは手元に残るお金も変わってくるはずです。
おまとめローンを利用する事で、総支払金利も安くできる可能性もあります。
東京スター銀行おまとめローン
3社合計200万円の借入をまとめた場合
A社で50万円借入 | 毎月の返済額:10,000円 | 毎月の返済額 合計45,000円 |
B社で100万円借入 | 毎月の返済額:20,000円 | |
C社で50万円借入 | 毎月の返済額:15,000円 |
- おまとめローン利用時
- 毎月の返済額
29,275円
借入先をまとめるだけで、毎月の返済が15,000円以上も楽になります。
借入先の年利にもよりますが、平均で13%以上の年利であれば、東京スター銀行おまとめローンを利用した方がお得になる可能性が高いといえます。
お金がない時はどうする?
収入がなかったり、借金の支払いに追われていたりするなど、お金がない理由はわかりました。しかし、お金がないけれどお金が必要という状況になった場合はどうすれば良いのでしょうか?
こちらではお金がない時の解決策として効果的な方法を3つ解説します。
不用品の売却でお金を作る
読まなくなった書籍をはじめ、聴かなくなったCDに観なくなったDVD、そのほかに衣類や昔好きだったアイドル歌手のグッズなど。実は自分にとっては不用品であっても、ほかの人から見ればレア物のお宝である可能性も否めません。
それらを最近、身近な存在になりつつあるフリマアプリで売ればまとまったお金が手に入る場合があります。すでに廃盤になっていたり製造中止になっていたりするアイテムであれば、もしかしたらプレミア価格のつく可能性もあるでしょう。
一度、自身の身の回りに何か売れそうなアイテムがないかを確認してみてください。そしてフリマアプリ内でどのくらいの価格で取引されているのか調べてみましょう。思った以上の価格で取引されているケースもあるはずです。
不用品を売却する手段として以下の方法があります。
売却方法 | 特徴 |
フリマアプリ | 出品手数料がかかる 希望額よりも高く売れる可能性がある 発送に手間がかかる 値切り交渉がある |
ネットオークション | 出品手数料がかかる 希望額よりも高く売れる可能性がある 発送に手間がかかる マーケット規模が大きい 買い手がつかないと売れない |
質屋 | 即現金化する事ができる 希望額に届かない可能性がある 取り扱い商材以外は買い取り不可 店舗に行かなければならない |
知人・友人に売る | 安心感がある 交渉次第で引き取りにもきてもらえる 現金で買い取りしてもらえない可能性がある お金に困っている事がバレる可能性がある |
リサイクルショップ | 即現金化できる 引き取りサービスを行っている業者もある 希望額に届かない可能性がある 取り扱い商材以外は買い取り不可 |
1日派遣で現金を作る
手っ取り早くお金を手に入れたいのであれば、日雇いの派遣で働くことです。最近は働いた当日に給与を受け取れる派遣も多いので、すぐにお金を用意できます。
ただし、仕事をしている方は勤務先の就業規則で副業禁止となっていないかを必ず確認してください。もし就業規則を違反することになれば仕事を失い、その結果さらなる極貧生活に陥るかもしれないからです。
なお、勤務先に副業がバレる最大の理由は毎月の給料から引かれる住民税になります。副業で年間20万円以上の収入を得た場合、確定申告をおこなわなくてはなりません。
そして、会社員の場合、会社が代わって確定申告をおこない「特別徴収」という課税対象額に応じた住民税を次の年より給料控除する方式を導入しています。副業分を確定申告した場合、会社の給料収入と副業の収入が合算。その結果、住民税が計算されて会社に通知が行きます。
そうなると住民税は上がりますから「なぜ住民税額がこんなに高いのだろう?」と会社側が気付いてバレてしまうのです。
節約生活で消費を切り詰める
毎月の収入が限定されているのであれば、あるお金を上手に使うしかないでしょう。そのために必要なのが節約で、さまざまな方法を取り入れて消費を切り詰めてみてください。
たとえばスマートフォンを持たない、賃貸暮らしの方でしたら実家に一旦戻るなどのことが挙げられます。しかし、これらのお金を削れないのであれば、毎日の生活を見直すしかありません。
コンビニでコーヒーやお菓子を買うことはやめる、食事は自炊を心がける、外食や飲み会は週に1回、もしくは月に3回までというようにマイルールを決めるなど。節約方法は意外に多くあるので、無理のない程度にできることから始めてみてください。
即日借りられるカードローン
返済が可能であれば、カードローンで一時的にお金を借りるのも効果的です。こちらで紹介するカードローンは最短即日融資が可能で、かつ初めての方であれば一定期間の無利息サービスも利用できます。
・プロミス
・アコム
・レイクALSA
返済が長引けば支払う利息が高くなるので、返済が早めにできるようであればお金を用意する方法として取り入れてみてください。
プロミス
プロミスではアプリローンを利用することで、スマホから申し込み~融資までの手続きをおこなえます。アプリをインストールしてWeb完結を利用、その後は無人契約機などに行く必要はありません。セブン銀行から都合の良いタイミングでお金を借りられます。
また、初回利用時は30日間利息無料なので早めに完済できる方は元金のみの借入で済みます。
実質年率は4.5~17.8%、限度額は1~500万円までです。
アコム
アコムは実質年率が3.0~18.0%に加えて、利用限度額が1~800万円までで設定されます。
インターネットからの申し込みの場合、申し込みフォームに必要情報を入力して送信すると折り返し確認の電話もしくはメール(連絡時間帯9:00~21:00)が届きます。その後、スマホの専用アプリかファックスで本人確認書類を提出すれば審査は最短30分で完了。そして、審査通過したら契約手続きを済ませて融資開始となります。
なお、ローンカードは自宅に郵送するか店舗受け取りを選べます。
レイクALSA
レイクALSAでも無利息期間サービスがありますが、他の消費者金融会社と多少異なる点があります。まず、Web申し込み限定で契約金額1~200万円の方は初回のみ借入金額全額が60日間利息0円です。そのほかにも契約金額1~200万円の方の初回のみのサービスとして、借入金額のうち5万円までが180日間利息0円となります。
それぞれを併用することはできませんが、他社と比べると無利息期間が長期間なことがわかるのではないでしょうか。また、200万円以上の場合の無利息期間は30日となります。
実質年率が4.5%~18.0%、融資限度額が1~500万円で、Webからの手続きを21時までにおこなえば最短60分で融資可能です。
今後お金で困らない方法
お金のない生活が続けば精神的負担も大きいですし、将来的な不安を抱えて生活しないとなりません。できればそんな生活から早く脱出して、少しでもお金に困らない生活を目指したいところでしょう。
こちらでは今後お金で困らないための方法として、おすすめを紹介します。これまでの行動を改めることになるのは難しいかもしれませんが、まずは少しずつできることを実践してみてはいかがでしょうか。
クレジットカードを持たず必要最小限の現金のみ持ち歩く
お金を使える状況にあるから支出が増えていきます。だったらその方法を断ち切れば自然とお金を使うことはできません。
そこで必要なのがクレジットカードを持ち歩かず現金主義で対応することです。特にクレジットカードは後払い方式なことから、その時にお金がなくても「後で何とかなるだろう」と考えやすくなります。たしかに後で支払いができれば問題はありませんが、急な出費があれば支払いは困難になるでしょう。
そうならないために普段持ち歩くのは現金のみにして、かつ必要最小限にしてください。使えるお金がなければ衝動買いをしたり、不必要な物を買ったりすることはできなくなります。
買い物は目的の物だけ購入して長居しない
「買い物に出かけて何となく見ていたら買ってしまった」ということもよくあります。そこで必要なのが、買い物に出かけたら目的の売り場に直行。買ったらすぐに帰宅することです。特に目的もないのに売り場を歩いていれば、さまざまな誘惑が転がっています。結果的に衝動買いにつながりやすくなるので、長居をしなければそれらの心配も不要になるでしょう。
自動引き落としの貯蓄を始める
給与から天引きされる貯蓄を始める、そのほかに銀行口座から自動引き落としされる積み立て預金などをおこなうことがおすすめです。毎月1万円でも2万円でも構いませんが、ある程度の期間で継続すればまとまったお金が貯まるでしょう。
ただし、貯めたお金を途中で使うことをしてはいけません。最初からないものだと思って、残されたお金のみ使うようにしてください。
また、貯蓄が少しずつ増えるのがわかれば「もっと工夫して貯蓄を増やしていこう」という意識改革にもつながりやすいです。
まとめ
いつどのタイミングでお金が必要になるかわかりません。普段から計画的に貯蓄をするなどして備えられるのがベストですが、そうでない場合はお金がない時の解決策をしっかりと考えておく必要があるでしょう。
収入を増やしたり身の回りの物を売ったりすることも可能ですが、これらはいつか限界がきます。そこで効果的なのは普段から必要以上にお金を使わない生活を目指すことです。何気なく衝動買いをすることが多い方、飲み会や食事会に誘われたら断らない方などは、自身の習慣を変えるだけで残るお金はきっと変わってきます。
また、お金がないからと言って安易にカードローンの契約をするのは効果的ではありません。今はお金がどうにもならないけれど、返済は必ずできると判断できた場合のみ、無利息期間を上手に利用しながら借りてみてください。