公務員の方は周囲から安定している・誠実な人間などと思われていることが多いと思います。
そんな公務員の方だからこそ、お金を借りる時に気を使いますよね。
「お金を借りたいけど、身の回りの人に借金していることはバレたくない」
今回はそんな公務員の方に向けて、バレずに借入する方法をご紹介します。
この記事を読むことで、以下のことが分かります。
- 公務員がバレずにお金を借りられるのか
- 公務員がお金を借りる時の選択肢
- 借入がバレる原因と対策
- 審査落ちを避けるためにすべきこと
公務員でもバレずにお金を借りることは可能
結論から申し上げると、公務員の方でもバレずにお金を借りることは可能です。
しかしバレない借入のためには条件があります。
公務員がバレずにお金を借りる時の条件は、以下の通りです。
・あらかじめバレる原因を知り、対策する
ただし「バレないこと」にこだわり過ぎるのは、おすすめしません。
例えば車の購入代が必要な場合、数百万円のお金が必要です。
バレないことにこだわるあまり、お金を用意できないなどがあると本末転倒です。
ご自身の借入の目的や必要な金額、返済計画などを重視して借入方法を検討しましょう。
公務員がお金を借りる方法
ここでは公務員の方が、お金を借りる時の選択肢をご紹介します。
代表的な借入方法を知ることで、ご自身にあった融資を検討できます。
公務員がお金を借りる方法は、次の表の通りです。
借入方法 | 特徴 | 金利 | メリット | デメリット | バレにくさ |
銀行 | 大型資金の借入可能 | 安い | 大口資金を長期にわたって返済できる | 保証人や担保を要求される場合がある | △ |
消費者金融 | 少額かつ短期の借入向き | 普通 | バレにくく、利便性高い | 長期の返済に不向き | ◎ |
地方職員共済組合 | 公務員限定の借入方法 | 安い | 優遇された借入ができる | 資金使途が限定さている | △ |
それぞれ詳しく解説していきます。
銀行からお金を借りる
お金を借りる際、多くの人が相談するのは銀行だと思います。
銀行では多種多様のローン商品があり、ご自身にあった借入を選択できます。
身の回りの人にバレないようにお金を借りたい場合、銀行からの借入はあまりおすすめできません。
銀行をおすすめしない理由は、以下の通りです。
・通帳の記録から借入がバレる可能性あり
銀行の借入方法はマイカーローンや住宅ローン、事業性融資が一般的です。
借入したい金額が大きくなると保証人などを要求される場合があり、身の回りの人にバレる可能性があります。
銀行はカードローンやフリーローンなどの比較的、少額借入方法もあります。
少額の借入で保証人などを要求される可能性は低いです。
しかし通帳の借入記録や、借用書の郵送送付などでバレる可能性があることに注意しましょう。
銀行の借入を利用するメリットとしては、以下のことが挙げられます。
・大きい金額の融資向けの商品が多い
そのため必要な金額が大きく、長期間返済する場合は銀行借入を利用しましょう。
バレにくさでお金を借りたい場合は、消費者金融からの借入検討をおすすめします。
消費者金融からお金を借りる
バレずにお金を借りたい場合、消費者金融からの借入を検討しましょう。
消費者金融からの借入がバレにくい理由は、次の通りです。
・借入状況がwebなどで確認できる
・ローンカードの受取なしで借入できる
具体的にはwebやアプリから申込を完結でき、店舗や無人契約機に行く必要がありません。
そのため知人や友人から、お金を借りる姿が目撃されるリスクを下げれます。
また消費者金融の借入はweb上で利用状況を確認できる場合が多く、利用明細などが自宅に来ません。
同居している家族などにバレづらいです。
加えて消費者金融はスマホに表示されるQRコードを利用して、セブン銀行などのATMから借入できるサービスがあり便利です。
その他、消費者金融は申込者のプライバシー保護に細心の注意を払って運営しています。
「バレたくない」ことを事前に相談することで、連絡方法の変更などを配慮してくれる場合があります。
消費者金融からお金を借りるメリットは、次の通りです。
- 即日融資や24時間申し込みなどの利便性が高い
- 無利息キャンペーンなどの販促が充実
- 少額のお金を短期間借りるのに向いている
消費者金融からお金を借りる際、高い利便性が特徴です。
申込日にお金を受け取れる即日融資や、24時間364日いつでも申し込みができ便利です。
また初めての利用で30日間の無利息キャンペーンを実施しています。
そのため少額のお金を短期間借りるのに適していると言えます。
ただし銀行からの借入と違って利便性は高いものの、融資金額上限が低いこと・金利や高く設定されている点に注意が必要です。
必要なお金が大きい・返済を長期にわたってしたいと考える方は、他の借入方法を検討しましょう。
公務員だけが使える地方職員共済組合
みなさんは地方職員共済組合からお金が借りられることをご存知でしょうか?
地方職員共済組合は、公務員の方だけが利用できる借入方法です。
地方職員共済からお金を借りる場合、申込者は組合員であることが求められます。
ご自身が地方職員共済組合に加入している場合は、借入の検討をしてみましょう。
地方職員共済組合からお金を借りるメリットは、次の通りです。
・返済時の繰り上げ返済手数料が無料
・比較的、低金利で融資を受けられる
銀行から消費者金融からお金を借りる場合、保証会社への加入を求められることが多いです。
保証会社は借入者が返済できない場合の保険です。
保証会社への加入をすると、保証料を支払う必要があります。
保証会社への保証料は金利に含まれている場合が一般的で、申込者が費用を負担しています。
地方職員共済組合から借り入れる場合、連帯保証人や保証料が不要な点は魅力的と言えるでしょう。
また計画していた返済スケジュールよりも、早く返済する繰り上げ返済の手数料がありません。
そのため優遇された低金利で、余裕を持った借入ができる制度となっています。
しかし借入の申込にあたっては、各支部の貸付担当部署に相談が必要です。
「職場の人にバレたくない」と考える方にとっては、不向きの貸付制度と言えます。
バレずにお金を借りる時の重要ポイント
紹介した借入方法を利用すれば、公務員の方でもお金を借りることは可能です。
ただし誰にもバレずに手続きを完了させたい場合は、以下のポイントを押さえる必要があります。
・契約書や明細書などの郵便物
・支払いが滞った場合の督促状
周囲の人にバレる主な原因である「借入先からの連絡時」のポイントを抑えることで、バレるリスクを最小限にできます。
それぞれのポイントを解説していきます。
職場への連絡「在籍確認」
お金を借りる場合、審査に通過する必要があります。
審査の過程で必ず行われるのが在籍確認です。
在籍確認は「申込者が本当にその会社で働いているのか」確認するために行われます。
貸したお金を返してもらう必要がある金融機関にとっては、申込者の収入源を確かめる重要な審査プロセスです。
ただし職場への在籍確認で、借入申し込みのことがバレる可能性はあります。
例えば金融機関からの電話を、上司や同僚が取ってしまうケースです。
そのためお金を借りていることがバレないためにも、在籍確認の対策が重要です。
お金を借りることがバレないために、以下の対策をしましょう。
・電話連絡以外の方法で在籍確認をするよう相談
連絡がくる日時を指定することで在籍確認の際、自分で電話を取る可能性が上げられます。
また職場への電話連絡以外で、在籍確認の実施を相談することも有効です。
例えば繁忙期などで電話に出られないなどの場合、金融機関は給料明細の提出などの異なる方法で在籍確認をする場合があります。
上記のように在籍確認の対策を事前に行うことで、職場の人に借入がバレにくくなります。
明細書などの「郵便物」
金融機関からの郵便物はバレる可能性が高いです。
理由としては届く時期が分からないため、同居人が封筒から借入を知る場合があります。
特にローンカードの受取時や、契約書・明細書などを受け取るタイミングに注意しましょう。
借金していることをバレたくない場合は、郵便物が届かないように対策することをおすすめします。
例えばローンカードの発行がなくアプリでコンビニATMから借入できるサービスや、web上で利用明細や借入状況が分かると良いでしょう。
支払いに問題がある時の「督促状」
返済が遅れた場合、督促状が自宅に届きます。
督促状の郵送は避けられないため、返済は必ず決められた期日までに行うようにしましょう。
また返済の遅れが続くと、ご自身の信用情報にキズがつきます。
信用情報に延滞が記録されることで、今後の借入時などに審査に通りづらくなります。
借入がバレないだけでなく、将来の自分を苦しめないためにも返済は計画的にきちんと行いましょう。
公務員が審査で落ちてしまう5つの原因
公務員は会社員などに比べて収入が安定しているため、収入面では審査を有利にすすめられます。
しかし申込内容によっては、審査で落ちてしまうこともあります。
審査で落ちる主な5つの要因は、次の通りです。
・信用情報に事故情報が記載されている
・他社での借入残高が多い
・勤続年数が短く、収支にバラツキがある
・同時期に複数の金融機関へ申し込みを行った
それぞれ詳しく解説していきます。
借入限度額を高く申請した
借入の申込金額を高く申請すると、審査に通りづらくなります。
理由としては、以下の通りです。
・総量規制で定める借入上限の対象になる
借入は借りた金額と期間に応じて、金利を付けて返済する必要があります。
借入限度額を高く申請することで返済する金額と期間が長くなりやすく、審査で求められる収入のハードルが上がりやすいです。
消費者金融などの貸金業者は、総量規制によって貸付できる金額に上限が設けられています。
総量規制は借入する人を保護する法律です。総量規制は申込者が借りれる金額の上限を、年収の1/3までと決めています。
借入限度額を高く申し込むことで総量規制の対象となり、審査に通らない場合があります。
申し込みにあたっては申込金額と、他社の借入残高を確認するようにしましょう。
信用情報に事故情報が記載されている
過去にクレジットカードなどの支払いを遅延していた場合、信用情報に事故情報の記録をされている可能性があります。
審査時に事故情報が見つかった場合、融資を受け取ることはできません。
事故情報は個人信用情報機関に保存されています。信用情報機関は以下の3つです。
クレジットカード会社や、金融機関は個人信用情報機関に加盟しています。
ローンや割賦販売を利用している場合は、信用情報が記録されることを理解しましょう。
事故情報として扱われる例は、次の通りです。
・強制解約
・債務整理 など
また事故情報は永久に保存されるものではありません。
信用情報機関や事故情報の理由によって異なりますが、原因の解消から一定期間が立てば消えます。
過去の取引で心当たりや不安がある場合は、個人信用情報機関に開示請求をしましょう。
開示請求は各情報機関のホームページから行えます。
他社での借入残高が多い
審査にあたっては、他社の借入状況も判断材料のひとつです。
他社の借入残高が多く、特に債務超過になっている場合は審査に通りづらいです。
他社の借入残高は、前述の総量規制にも関わる情報になります。
借入申込にあたっては、事前に借入残高を確認しておきましょう。
他社の借入残高と返済金額を正確に把握することで、新しくお金を借りる場合の返済計画に役立ちます。
この機会にご自身の借入状況を知り、申込対策・ご返済計画に役立てましょう。
勤続年数が短く、収入にバラツキがある
公務員の方は会社員と比べ収入面で安定していると判断されやすく、収入での審査は通りやすいと言われています。
ただし公務員の方であっても、雇用形態によっては注意が必要です。
お金を借りる時、職業や職種・雇用形態は問われないことが多いです。
しかし収入金額に関しては、安定していることが求められます。
安定した収入の判断は、各社異なります。
そのため明確な基準は定められていませんが、気をつけるべきポイントは、次の通りです。
・勤続期間が短すぎないか
正規雇用の公務員として働かれている場合、収入に大きな変動はないかと思います。
しかし公務員であっても、パートや非正規雇用で時間給の方は注意が必要です。
借入申込にあたっては、事前にご自身の収入と勤務状況を把握しておきましょう。
同時期に複数の借入申し込みを行った
「今すぐお金を用意したい」「審査に通るか不安」などの場合、複数の金融機関に同時申込する方がいらっしゃいます。
しかし同時期に複数の会社に申し込みすることはおすすめできません。
なぜならローンの申込情報も信用情報に含まれるからです。
申込を受けた金融機関に、審査の過程で他社へ申し込みしていることを知られる場合があります。
必ずしも同時申込で審査に落ちると言い切れませんが、少なくもと審査にポジティブな影響を与えるとも言えません。
そのため融資の申し込みにあたっては、一社ごとに行うことを徹底しましょう。
まとめ
ここまで公務員の方向けに、バレずに借入する方法を紹介していきました。
最後にこれまでの内容をおさらいしておきましょう。
公務員の方でもバレずにお金を借りることは可能です。
しかし借入する先や内容などによって、バレるリスクがあります。
公務員の方がお金を借りる時の選択肢は、次の表の通りです。
借入方法 | 特徴 | 金利 | メリット | デメリット | バレにくさ |
銀行 | 大型資金の借入可能 | 安い | 大口資金を長期にわたって返済できる | 保証人や担保を要求される場合がある | △ |
消費者金融 | 少額かつ短期の借入向き | 普通 | バレにくく、利便性高い | 長期の返済に不向き | ◎ |
地方職員共済組合 | 公務員限定の借入方法 | 安い | 優遇された借入ができる | 資金使途が限定さている | △ |
バレないことにこだわり過ぎず、ご自身にあった借入方法を利用するようにしましょう。
どうしてもバレずにお金を借りたい場合は、消費者金融からの借入を検討しましょう。
また借金がバレないためには、申込から完済までの間で対策を行う必要があります。バレるリスクを下げるために対策をしたい項目は、次の通りです。
・契約書や明細書などの郵便物
・支払いが滞った場合の督促状
金融機関からの連絡時にバレる可能性が高くなるため、事前の相談や返済を滞らせないようにしましょう。
公務員の方は会社員に比べて、収入面での審査を有利にすすめられます。
しかし申込内容に注意をし、審査落ちリスクを下げましょう。
審査で落ちる主な理由は、次の通りです。
・信用情報に事故情報が記載されている
・他社での借入残高が多い
・勤続年数が短く、収支にバラツキがある
・同時期に複数の金融機関へ申し込みを行った
ぜひこの記事の情報を役立てて、ご自身に合った借入計画にお役立てください。