お金が必要でカードローンや各種ローンのサイトとかをみていると、難しい言葉ばかりで「よく分からない……」ということが多いのではないでしょうか。
確かに、「お金が必要だけど貯金がないからどこかで借りよう」と思い立っていざ色々調べてみると、「融資」「実質年率」「担保」などなど……。
「カードローンてまず何?」というところからスタートするのであれば、見ていて苦痛に感じることもしばしば。ここではお金を借りたことが無い初心者の方から、お金を借りるときに知っておいた方がいい「◯◯貸付」について分かりやすく解説していきたいと思います。
貸付ってそもそも何?
貸付とは、分かりやすくいうと「条件を定めて、お金・物品・権利などを貸したりすること」です。
「条件を定めて」の「条件」とは、カードローンに申込むときや各種ローンを組む時の金額・利率・期間・担保などのことです。
例えば、お金を借りる時には、基本的に「どのくらいの金額を、どのくらい利息をつけて、いつまでに返す」という約束が必要です。逆に友達にお金を貸す場合は利息をとらないケースが多いと思いますが、「いつまでに返すか」という約束はするはずです。
なのでこの条件というのは、お互いの「約束」ということになります。
この貸付という言葉は、貸す側と借りる側のどちらでも使います。
しかし、便宜上「銀行から貸付を受けた」というように、自分が借りる側からお金を借りる場合に使う事が多いです。
ちなみに似たような言葉で、貸付【たいふ】という言葉もあります。意味は「貸し付けること、かしつけ」と「貸付(かしつけ)」と一緒です。
カードローンや各種ローンを組む場合には、一般的ではないのでここはスルーして大丈夫です。
その他にも、金融機関側が使う「融資」や「貸出」といった言葉もあります。
- 融資の例:融資を受ける、取引先に融資した
- 貸出の例:貸出をおこなう、レンタルDVDの貸出
“貸付とは?”
貸し手(例:銀行や消費者金融)側が”条件を定めて”、金銭や物品、および権利を貸すこと。
証書貸付とカードローンの違いとは?
ところで皆さんは「証書貸付」は何かご存知でしょうか。
また、「カードローン」との違いを知っていますか?
証書貸付はひと言で言いますと、お金を借す相手に借用証書を提出してもらい、お金を貸す事です。借用証書で目的と必要金額を決めてから、お金を貸します。
一方、カードローンは証書貸付にあたりません。
そのため購入費用などの目的が決まっていない場合、証書貸付よりカードローンの方が便利です。
カードローンは、用途が自由(事業用以外)で、追加融資もできます。
カードローンは証書貸付と混同される事が多いですが、融資の方法としては別物です。
2つの違いとそれぞれの特徴をみてみましょう。
カードローンの特徴
カードローンは消費者金融や銀行などで申込をして、審査に通ったらローンカードが発行されます。
そのローンカードを使って、お金を追加で借りたり、返済したりすることができます。利用可能な金額が設定されていて、その金額内なら自由に利用できます。
カードローンは証書貸付に当てはまりません。ですので、お金の使い道(目的)を金融機関に伝える必要がありません。
したがって、「あれもこれも派」な人にとっては、カードローンの方が何かと便利です。
証書貸付の特徴
証書貸付(しょうしょかしつけ)とは、1つの契約証書に基づき、どれくらいの利息が発生するのか、返済方法はどうするのかを決めて1度だけお金を借りることができるものです。
銀行では 「目的ローン(住宅ローン・マイカーローンなど)」が証書貸付に分類されます。
契約の時にお金の使い道と必要金額をはっきりさせ、決まった金額を借りることができます。
また、銀行のフリーローンも証書貸付のひとつですが、目的は自由です。このような例外もあります。
目的ローン・フリーローンともに、お金を借りられるのは1度きりで、原則的に追加でお金を借りる事ができません。
2つを比べてみると、その違いはカードローンでは限度額内で自由にお金を使うことができるのに対して、証書貸付では1度だけ借りれるというところです。
“証書貸付とは?”
フリーローンや目的ローンと言われる住宅ローン・マイカーローンの事(但し事業用途を省く)
無担保貸付は担保が不要でお金が借りれるコト
無担保貸付というものがあります。「カードローンにしようかなぁ~」と思っている方にとっては、この無担保貸付というのはありがたい貸付です。
無担保貸付(むたんぽかしつけ)というのは、ひとことでいえば担保物がいらない貸付のことです。
担保物というのは、お金を借りるときに保証として、お金を貸してくれる側に提供されるものです。
この「提供されるもの」というのは2種類あります。
- 物的担保:土地や建物の権利など不動産担保、株券など債権担保
- 人的担保:保証人などが債務者(お金を借りた側)に代わって支払いをおこなうもの
この担保物(担保)がある場合、万が一債務者(お金を借りた側)の支払いが滞ってしまった場合、債権者(お金を貸した側)は担保物を売ることで、不足した金額をカバーすることができます。
また債務者とすれば、万が一の保証があることによって、その分金利を低くしてお金を借りることができるというメリットもあります。無事にお金を返済することができたら、預けた担保は返ってきますのでご安心を。
このように担保というのはお金が返せなくなったときの保険のようなものです。しかし預ける担保がない人、またはこっそり借りたい人にとっては担保が必要なカードローンや各種ローンは大きな壁です。
しかし最近では無担保で利用することができるものが多くなったので、必要なものは本人確認書類や借りる金額によっては収入証明書で済むのです。
これなら担保がない人や、誰にも知られたくない人にとってはハードルが低くなり、申込しやすいんですね。
今でも有担保ローンはありますが、担保が不要な「無担保貸付」は大体どの銀行、消費者金融、信用金庫、信販会社(クレジット会社)でも多く提供されていて、一般的なものです。
よく「無担保ローン」と表記しているところもありますが、これを見かけたら「無担保貸付」と同じ意味ですので、「無担保でお金が借りられるカードローン(もしくはローン)なんだな」と思っていただいてOKです。
“無担保貸付とは?”
担保不要でお金を借りられることです。
無担保・無保証人で貸付を受けられるおすすめカードローン
カードローンの多くは、基本的に無担保・無保証人で貸付を受けることができます。
その中でもおすすめのカードローンとしては、プロミスが挙げられます。
消費者金融の中でも知名度が高く大手に数えられるプロミスは、初めての人でも利用しやすいカードローンです。
最短30分審査・最短1時間融資とスピーディに貸付を受けることができるのもプロミスのメリットです。
また初めての方であれば、30日間利息0円サービスが適用されるので、利息分を節約して貸付を受けることができます。




- 平均融資額
- 約16万円
- 総合評価
- 4.3点
- 30日間無利息サービスでお得に借りれる
- 最短1時間で借りれるので急ぎの方でもOK
4.5%〜17.8% |
1万円~500万 |
最短30分 |
最短1時間 |
もう一つおすすめするのであれば、SMBCモビットもおすすめです。
こちらもプロミス同様SMBCグループの大手消費者金融であり、CM放送も積極的に行うなど知名度が高いですね。
SMBCモビット最大の特徴としては、WEB完結申込であれば電話連絡なし・郵送物なしで貸付を受けられること。
カードローン利用がバレる原因として郵送物などが多いと言われているので、家族などにバレたくない人にはおすすめです。




- 平均融資額
- 約15万円
- 総合評価
- 4.3点
- WEB完結申込で電話連絡なし・郵送物なし
- ノンバンク部門 顧客満足度ランキングNo.1
3.0%〜18.0% |
1万円~800万 |
最短即日 |
最短即日融資 ※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。 |
専業主婦に必要な配偶者貸付とは?
無担保貸付は「無担保で貸付(お金を貸してくれる)」という意味であることが分かりました。
では「配偶者貸付」とはどういうものなのでしょうか。
まず専業主婦(専業主夫)は法律で貸金業者(消費者金融や信販会社(クレジット会社))のカードローンでお金を借りることはできません。
この法律というのは総量規制と呼ばれるもので、これは個人が貸金業者(消費者金融や信販会社)でお金を借りる場合「年収の1/3」までなら貸せますよというものです。
なので収入がない専業主夫(主夫)や、未成年にはお金を貸すことができないのです。
配偶者の同意を得る必要がありますが、借入本人と配偶者の収入を合算して、
その3分の1までの借入れを可能とする「配偶者貸付」という総量規制の「例外」制度があります。
確かに返すアテがない人に誰もお金は貸しません。
しかし収入がなくても専業主婦(主夫)でもお金が借りられるようになるのが「配偶者貸付」と呼ばれるものです。
“配偶者貸付とは”
総量規制(年収がないとお金が借りられない)の例外として、専業主婦(主夫)であっても、配偶者の同意書などがあれば、合算して年収の1/3までならお金を借りることができるというものです。
例えば
夫 | 年収450万円 |
妻(専業主婦) | 年収0円 |
この場合2人の年収を合算した場合450万円の年収を得ていると考えることができるので、年収450万円の1/3つまり150万円までであれば貸金業者からお金を借りることができます。
これは主婦(主婦)でも、パートなどをして年収がある場合でも使うことができます。
例えば
夫 | 年収450万円 |
妻(パート) | 年収90万円 |
この場合2人の年収を合算すれば540万円の年収を得ていることになるので1/3の180万円までお金を借りることができるようになります。
具体的に必要なものは
-
- 本人確認書類
- 配偶者の同意書が必要
- 配偶者であることを証明する書類(住民票や戸籍抄本などの公的書類)
専業主婦の方であれば、
- ご主人の収入を確認できる収入証明書
※申込先によって必要な書類が変わる場合があります
夫に内緒で勝手に同意書を作成してお金を借りようとした場合、私文書偽造の罪に問われることもあるので、ちゃんとご主人に相談の上ご利用ください。
貸付に関するまとめ
貸し付け(貸付)について色々見てきましたがここまでをまとめると
- 貸付は、主に金融機関側が利用する言葉で、条件を定めて金銭を貸す事
- 証書貸付は「フリーローン」や「目的ローン(マイカーローンや住宅ローン)」と一緒
- 無担保貸付とは、担保がいらないカードローンまたは各種ローンのこと
- 配偶者貸付は、収入がない専業主婦(主夫)でもお金を借りられる方法
今最新の貸付の方法はAIが審査をする?
日本にはたくさんのカードローンが存在していますが、2017年にみずほ銀行とソフトバンクがタッグを組んで登場した「J.Score(ジェイスコア)」が貸付の概念を大きく変えました。
J.Score(ジェイスコア)はAIが審査を行ってくれる、新しいタイプの消費者金融です。
一般的な消費者金融の金利が18.0%に対して、J.Score(ジェイスコア)の金利は『年15.0%』と低く設定されています。
最短30分で審査を完了させることができるので、即日融資を希望する方にもオススメです。
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自分のAIスコアがどれぐらいが気になるという方は、ぜひ一度お試しください。