お金がない時に病気やケガをしてしまい、入院費や治療費が不足してしまったことありませんか?
ケガや病気の治療費って、けっこう高いですよね・・・
人によっては生活が苦しい中、借金をして治療を受けることもあるかと思います。
そんな時は、「緊急小口資金」を活用するのがオススメです!
この制度を使えば、ケガや病気の治療に必要なお金を用意することができます。
まずは緊急小口資金がどんな制度なのか、詳しく説明しますね。
そもそも緊急小口資金って何?
緊急小口資金は、各市町村が収入の低い人に提供している制度の一つです。
貸付の内容は以下の通りです。
限度額 | 10万円以内(千円単位) |
金利 | 無利子 (ただし返済期限を過ぎた場合、年率5%の延滞利子が発生する) |
据え置き期間 | 2ヵ月 |
返済期間 | 12ヵ月以内 |
返済方法 | 原則、口座引き落としで月額返済 |
連帯保証人 | 不要 |
その他 | 配偶者がいる場合、配偶者も社会福祉協議会の面接を受けることになります |
さまざまな目的に使うことができるので、毎月の収入が少ない人にピッタリな制度です。
ただし、緊急小口資金で借りたお金は後日返済しなければいけません。
金欠で治療費の準備に困っている人は、ぜひ活用してくださいね!
- ■審査基準は都道府県ごとに異なる
社会福祉協議会という社会福祉法人に相談を行えば、緊急小口資金は誰でも申し込むことができます。
しかし審査基準は、それぞれの地域ごとに違っているようです。
ネット上には「自己破産しているからダメだと申し込みを断られた」、「多重債務の人は申請不可能ですと言われた」などいろんな口コミがありました。
そのため緊急小口資金を申し込む時は、直接自治体に行って申し込み可能かどうかを調べるのがベストです。
これから申し込みを行う人は、気をつけてくださいね。
緊急小口資金を利用するのに必要な2つの条件
緊急小口資金を申し込む時は、2つの条件を満たしておかなければいけません。
ここでは申込時の条件について紹介します。
世帯の内容
緊急小口資金の貸付対象となるのは、以下の通りです。
- 低収入の世帯であること
収入は低いが、定期収入で今まで生活することができていた世帯。 - 生活するのが一時的に困難な世帯であること
緊急または一時的に生活が困窮していて、貸付後は世帯収入で生活を立て直せる世帯。 - 後日融資を返済することができる世帯
貸付の3ヵ月後からお金を返済できる世帯。
これらの条件を満たしていない世帯は、支援を受けることができません。
申し込む際は条件をよく確認しておいてください。
ちなみに世帯人数ごとに決められた収入金額は、以下のようになります。
世帯人数 | 平均月収 |
1人 | 191,000円 |
2人 | 272,000円 |
3人 | 335,000円 |
4人 | 385,000円 |
5人 | 425,000円 |
毎月の収入よりも上記の平均月収の方が高ければ、自分達が低収入の世帯であることを証明できます。
支援を申し込む時は注意してください!
資金を求める理由
緊急小口資金の支援を受けるには、貸付を希望する理由もきちんと伝えなければいけません。
支援の対象となる理由は、以下の通りです。
- 貸付の対象となる理由
- 1.医療費・介護費の支払いで生活費が不足した時
- 2.火災などの災害によって生活費が必要になった時
- 3.年金・保険・公的給付の支援が始まる前に生活費が不足した時
- 4.会社都合による解雇・休業などによって収入が減った時
- 5.滞納中の税金・年金などの支払いによって支出が増えた時
- 6.給与などの盗難により生活費が不足した時
- 7.事故などのトラブルにより支出が増えた時
- 8.社会福祉施設からの退出などによって支出が増えた時
- 9.初回給付支給までの間に生活費が必要な時
上記の理由によって生活するのが困難な時は、支援を受けることができます。
ただし、以下の世帯は緊急小口資金を利用することができません。
・低収入などが原因で恒常的に生活が困窮している世帯
・多額な負債がある人や借金の返済が滞っている人が住む世帯
・債務整理の予定がある人、債務整理中の人が住む世帯
・生活状況が確認できない世帯
申し込みの際は、事前に世帯状況をよく確認しておいてくださいね。
緊急小口資金の申し込みに必要な書類
社会福祉協議会に緊急小口資金を申し込む際は、いくつかの書類を用意する必要があります。
ここでは必要となる書類を一つずつ紹介していきますね。
- 借入申込書
支援内容や申込者情報などを記入する書類です。
社会福祉協議会の窓口で受け取ることができます。 - 住民票の写し
発行から3ヵ月以内のもののみ利用可能です。
また申し込みの際は、世帯員全員分の住民票が必要になります。 - 本人確認書類
運転免許証・パスポート・住民基本台帳カードなどの書類です。
提出する際は、必ず顔写真付きのものを用意してください。 - 健康保険証
現在在職中の人は必ず用意する必要があります。
また国民健康保険へ切り替え中の人は、窓口に一度相談してみてください。 - 申込者が住む世帯の収入を証明できる書類
源泉徴収票や確定申告書といった書類のことです。
申込者と一緒の世帯に住んでいて、少しでも収入を得ている人は全員用意する必要があります。 - 借用書
社会福祉協議会からお金を借りたことを証明する書類です。
こちらも窓口に行けば受け取ることができます。 - 申込者の実印と印鑑証明書
印鑑証明書は、使用した印鑑が申込者のものであることを証明する書類のことです。
発行から3ヵ月以内の書類のみ使用することができます。 - 預金口座振替依頼書
この書類も、社会福祉協議会の窓口で受け取ることが可能です。
ただし提出する際は、交付先となる口座の通帳やお届け印も出す必要があります。 - 借入理由による確認書類
医療費の領収書など、支援を受ける理由を証明できる書類のことです。
それぞれの理由に合わせて、最適な書類を用意してください。 - その他・必要に応じて提出する書類
外国人が申し込む場合は、在留カードなどの書類も必要になります。
一般の人が緊急小口資金を申し込む時は、1から9までの書類全てが必要になります。
他の制度に比べてかなりの手間がかかると思うので、書類はなるべく早めに準備しておくようにしてくださいね。
緊急小口資金のメリット・デメリット
ここでは緊急小口資金のメリットやデメリットについて紹介します。
メリット
金利がない
緊急小口資金はカードローンなどと違って、金利がありません。
そのため期日内に返済することができれば、利息を支払う必要がないんです♪
収入がギリギリな人にとってはとてもありがたいメリットといえますね。
据え置き期間がある
緊急小口資金で受け取ったお金は、借入から3ヵ月後に返済していきます。
だから資金を受け取った後、返済プランを考えて計画的に返済を進めることが可能です。
生活費をチェックする時間も作れるから、生活費の見直しにも役立ちますよ~!
デメリット
融資を受け取るまで時間がかかる
緊急小口資金は審査が実施されるため、資金が受け取れるようになるまで2~3日程かかることが多いです。
場合によっては、3日以上経った後にお金が振り込まれることもあるかもしれません。
申込日当日に融資を受け取ることは不可能なので気をつけてください。
書類の準備に手間がかかる
緊急小口資金を申し込む際は、全部で9つの書類を用意しなければなりません。
そのため社会福祉協議会に申し込みを行う時は、かなりの手間と時間がかかります。
仕事や家事で忙しく働いている人は、準備にかなり時間を取られてしまうでしょうね・・・
今すぐお金が必要な人にオススメなカードローン
緊急小口資金はとても便利な制度ですが、申込日当日にお金を受け取ることはできません。
「できるなら今すぐお金を借りたい!」と考えている人は、カードローンを活用してください!
消費者金融のカードローンなら、最短即日融資にも対応してくれますよ。
ここでは今すぐお金が必要な人にオススメなカードローンを紹介します。
プロミスは最短1時間で融資を受け取ることができるカードローンです。
WEB申込を利用すれば、どこからでも簡単に申し込むことができます。
借入翌日から30日間は利息0円で利用できるので、余計な利息を払いたくない人にもオススメです。
※30日間無利息サービスのご利用には、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
まとめ
緊急小口資金について紹介しましたけど、いかがでしたか?
突然の病気やケガで入院してしまった時は、緊急小口資金を利用するのがオススメです。
無利息で必要なお金を借りることができますし、返済期間にもかなり余裕があります。
「ケガや病気の治療に必要なお金がたりない・・・」と悩んでいる人は、今すぐ緊急小口資金を申し込んでみてくださいね!