「バイク免許取ったからバイク欲しい」
「今乗ってるバイク古いから新しいバイクに買い替えたい」
みなさんの中には、このように思っている人もいることでしょう。しかしバイクの購入は、どうしても高い買い物になってしまいます。
貯金がある場合、一括ですぐに購入することができますが、ない場合は資金を貯めるなど一定の期間が必要になります。
このように一括で支払えない場合、ほとんどの方はローンを組んで購入します。
ここではバイクローンのちょっとした疑問から、支払いを少しでも抑えるために低金利で組めるローンも紹介していきます。
バイク購入はマイカーローンでも利用可能?
バイクローンとは、バイクを購入する目的で申込むことができるローンのことです。
ローン契約先の金融会社から、バイクを買うために必要なお金を融資してもらって、それを月々分割して返済をしていきます。
金融機関では、バイク購入に関わる資金調達を目的として、「バイクローン」「オートローン」といった目的ローンを提供しています。
そのほか、自動車の購入資金・パーツ代・車検費用などの維持費として融資してもらうイメージが強い「マイカーローン(自動車ローン)」もバイクの購入資金としてローンを組むことが可能です。
二輪車の場合 51cc以上の二輪車購入費用であれば、四輪車と同じ金利でご利用いただけます。
頭金って必要?
ローンを組むときに、頭金が必要か必要でないか迷うことがあるかもしれませんが、バイクローンを組むときに原則頭金は必要ではありません。
- 頭金とは
- 「最初に支払うある程度まとまったお金」のことです。頭金を支払えばなにがいいのかというと、利息の支払額を低くすることができるところにあります。
頭金は必要がないバイクローンもありますが、やっぱりあったほうがお得になるようです。
例えば、バイクの購入資金で200万円が必要で、ローンを頭金無しで組んだ場合、その200万円に対して利息がかかります。
もし手元に50万円あれば、頭金を支払うことで、借入金額を150万に抑えることができ、頭金無しの200万円と比べて50万円分の利息を節約することができます。
例
頭金50万支払う場合と頭金を支払場合で、8万809円も節約することができます。
これは50万円の貯金が今あればということを想定して計算してみましたが、頭金として支払うことができる貯金が少しでもあれば、頭金を支払うことによって利息額を低くすることができるようになります。
「5万円しか貯金ないけどこれは頭金として認められますか?」
もちろん支払いが5万円であったとしても十分頭金として認められます。極端な話1円でもそれは頭金になるのです。
バイクローンで一般的に頭金として支払われる金額の相場はいくらなのか?
頭金の相場はだいたい必要な金額の10%だといわれています。借入額が100万円以下になる場合には、借入額の10~30%程度を支払う方が多いようです。
ただし銀行の「バイクローン」「オートローン」「マイカーローン」では、ローンを取り扱っている銀行によっては必要額の10%以上ないと頭金として認められないケースもあるので、頭金をご用意される予定がある方は申込む前に確認したほうがいいでしょう。
もちろん、必ず頭金を支払わないとローンは組めないわけではありませんが、頭金を支払うことによって審査にもプラスに働くようです。
どういうことかというと、ローンの審査担当者へ「購入への計画性」「資金の余力」をアピールすることによって信用度が高くなり、頭金は審査に有利に働くのです。
なので貯金があれば、それを頭金として支払ったほうが利息の面でも、審査の面でも有利になるといえます。
バイクローンの審査に落ちた方、低金利のカードローンを探している方は三菱UFJ銀行のバンクイックも選択肢の一つです。1.8%~14.6%でお金を借りられます。




- 平均融資額
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- 総合評価
- 4.2点
- テレビ窓口でのスピード手続きが際立つ
- パート・アルバイトでも安定した収入があれば、申込み可能
1.8%〜14.6% |
10万円~500万円 |
最短翌日審査回答(※2) |
最短翌日融資(※1) |
バイクローンの申込時の3つの選択
では実際バイクローンを組む時にはどんなところでローンを組むことができるのでしょうか?大体の場合以下の3つの選択肢から決めることになります。
銀行や地方銀行で申込むことができるローンです。
バイクローンやマイカーローンなどがあり、「マイカーローン」でもバイク購入資金として利用することができます。
バイク購入に特化したバイクローンを探すよりも、バイク購入資金にも使えるマイカーローンを探したほうが取り扱い金融機関も多くて見つけやすいです。
- 銀行ローンのメリット
- 低金利でローンを組むことができるところ。3つの選択肢の中で一番低く金利を抑えることができます。銀行なら審査にかかる時間が長いのでは?と思われがちですが、銀行によっては審査も早いところで40分程度で完了するところもあります。
- 銀行ローンのデメリット
- 申込み基準が厳しく必要書類が多いなどが挙げられます。また、審査回答までは早いけど、融資には2~3日程度かかる場合もあるのでお急ぎの方にとってここはマイナスポイントでしょう。
低金利のローンで、とにかく支払い負担を軽くしたい方にとっておすすめのローンです。
バイク販売店で、バイクを購入するときに申込むローンです。信販会社は「ジャックス」「オリコ」「日本信販」などの信販会社(クレジット会社)が多いようです。
- 信販(クレジット)系ローンのメリット
- 審査に比較的に通りやすくハードルが低いローンであること、必要書類が少なく済むこと、販売店でそのままローンの申込みができることでしょう。例えば販売店で欲しいバイクを見つけたら、販売店の店頭でそのまま申込むことができます。しかも30分程度で審査が完了するので、店内のパーツなどを見ているうちに審査の結果が分かります。購入先でそのまま申込むことができアルバイトの方でも審査に通りやすいのが特徴です。
- 信販(クレジット)系ローンのデメリット
- パートやアルバイトの方でも組みやすいローンなので金利設定が銀行ローンに比べて高く設定されていているので、利息の支払額がどうしても多くなってしまうことです。「とにかく今欲しい」「申込みに手間をかけたくない」という方にとってはピッタリのローンです。
大手の銀行や地方銀行、消費者金融で申込みができるカードローン。
借入れする金額にもよりますが、銀行系カードローンであれば比較的低金利で利用することもできますが、銀行ローン(目的ローン)や信販系(クレジット)ローンに比べると金利が高くなってしまいます。
- カードローンのメリット
- 目的を選ばずに自由に使うことができること。銀行ローン(目的別) と信販系ローンではバイク購入資金に資金の利用が限られますが、カードローンでは借入金額内であれば借入・返済を自由にすることができるので、バイクの購入資金のほかにも、パーツが欲しくなった時は残高に余裕があればパーツ代としても利用できるのです。使い方が自由なことからローンを組まずに、あえてカードローンを選ぶ方も実際多くいらっしゃいます。
- カードローンのデメリット
- 金利が高くなってしまうところ。消費者金融の場合、上限金利は10万円以内であれば年20%、100万円以内であれば年18%、100万円以上なら年15%と法律で制限がかけられています。実際にはこれよりも金利を低くしているところも多いのですが、信販会社の金利が10%前後なのでそれに比べると、この3つの中では一番金利が高くなってしまいます。
バイク購入だけに限らず、パーツ代や維持費、プライベート資金など多岐にわたって利用したい方にはおすすめです。
金利は「銀行ローン」が一番おすすめ
バイクを購入するとき、そのまま購入先の進める信販会社(クレジット会社)に申込むこともできますが、ローンを組む時におすすめできるのは銀行ローンです。
お店で申込ができる信販系ローンはどうかというと、通常多くの販売店はジャックスや日本信販などの信販会社(クレジット会社)と提携をしていて、それを勧めてきます。その理由は「バイクを買ってほしいから」「ローン契約すれば手数料がもらえるから」なのです。
販売店で契約するローンの金利は販売店への手数料が加味されているので金利が銀行ローンと比べて高くなってしまいます。
バイク購入は、どうしても高い買物になるので、すぐに返済することは難しく、数年にわたって返済していくことになります。返済期間が長くなれば、その分利息を多く支払うことを意味し、金利が高いほどその負担というのは大きくのしかかってきます。
ローンを選ぶうえでは金利が低いカードローンを選ぶことが重要なのです。
では金利が低いとどのくらい利息を節約できるのか、簡単に計算していきましょう。
低金利の銀行ローンなら利息が節約できる
返済期間が長いとその分、金利の支払額は多くなっていきます。分かりやすい例として某バイク販売会社が取り扱っている信販系ローンの金利9.8%と三井住友銀行「マイカーローン」の上限金利4.475%でどのくらい金利の差があるのか見てみましょう。
例えば120万円でハーレーダビッドソンの中古を買って、1年で完済するとします。
※元利均等返済方式にて計算
1年間で利息の支払い額が3万5,364円差が付きました。
では250万円でBMWの新車を3年間に渡って支払うケースで見てみます。
※元利均等返済方式にて計算
利息の差は21万9,385円と圧倒的に三井住友銀行「マイカーローン」がお得です。
21万の差があれば、ワンランク上のグレードのバイクが買えます。
このようにバイクローンを考えるとき「低金利の銀行ローン」がお財布にも優しくて、支払い負担も軽くなります。
バイクローンが利用できるおすすめ銀行8選
ここでは低金利が魅力の「バイクローン」「マイカーローン(バイク購入可)」のおすすめをご紹介します。
住信SBIネット銀行 MR.自動車ローン |
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借入限度額 | 10~1,000万円 |
金利 | 年1.525%~3.725% |
使途 | 自家用の自動車・自動二輪車購入資金 |
対象年齢 | 申込時満20歳以上、満65歳以下の方 |
三井住友銀行 マイカーローン |
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借入限度額 | 10~300万円 |
金利 | 年4.475%(変動金利制) |
使途 | 自家用の自動車・自動二輪車購入資金 |
対象年齢 | 申込時満20歳以上、満65歳以下の方 |
スルガ銀行 バイク購入ローン |
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借入限度額 | 10~800万円 |
金利 | 年4.9%~年11.0% |
使途 | バイクの車体およびバイクパーツ購入、整備等に必要な資金 |
対象年齢 | 年齢が20歳以上65歳未満で、完済時の年齢が70歳以下の方、かつ安定した収入のある方 |
りそな銀行 マイカーローン |
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借入限度額 | 最高500万円 |
金利 | 年4.475%(変動金利制) |
使途 | 自動車購入費用(51㏄以上の二輪車も含みます) |
対象年齢 | 年借入時の年齢が満20歳以上満66歳未満の方 |
三菱UFJ銀行 ネットDEマイカーローン |
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借入限度額 | 50~1,000万円 |
金利 | 変動金利※ |
使途 | 自動車・自動二輪車購入資金 |
対象年齢 | 年齢が申込時に満20歳以上、完済時に満70歳の誕生日まで |
※変動金利制とは:短期金利(1年未満の短い資金貸借に適用されている金利のこと)の動きに合わせて半年ごとに利率が変動することです。通常は変動金利と固定金利の2つが適用されていて、変動金利は固定金利よりも金利が低いことが多いです。しかし金利が変動することによって固定金利よりも高くなってしまうリスクもあるので、安定性を重視したければ固定金利をおすすめします。
神奈川銀行 新オートローン |
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借入限度額 | 50~1,000万円 |
金利 | 年1.25%~年5.17% |
使途 | 自動車(新車・中古車)・二輪車の購入資金 |
対象年齢 | 年齢が申込時満20歳以上、かつ完済時満70歳以下の方 |
静岡銀行 しずぎんマイカーローン |
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借入限度額 | 最高1,000万円 |
金利 | 年2.4%~年4.4% |
使途 | ・新車・中古車のご購入 ・他社のマイカーローン、ディーラーローンからのお借り替え ・バイクのご購入 ・車検、車両修理、運転免許取得費用 |
対象年齢 | 申込時の年齢が満20歳以上70歳未満の方 |
筑波銀行 つくばマイカーローン |
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借入限度額 | 最高1,000万円 |
金利 | 年3.50%~年6.50% |
使途 | ・マイカー・二輪車の購入資金および購入時の関連資金(お借換え含む) ・カーナビ・ETC・タイヤホール等カー用品購入資金 ・他社自動車ローンのお借換え資金 |
対象年齢 | 申込時年齢が満20歳以上、満65歳以下の個人の方 |
自由に使えて低金利のみずほ銀行カードローン
バイクローンは「バイク購入」の目的以外に利用することはできませんが、カードローンであればバイク以外にも自由に利用することができます。
都市銀行のみずほ銀行でもカードローンを提供しており、消費者金融と比較すると低金利で借り入れできるためおすすめです。
またすでに、みずほ銀行の口座を持っているという方であればスムーズに利用することができるので、申し込みの検討をしてみてはいかがでしょうか。
auじぶん銀行カードローンは使途自由だからマイカーローン目的で利用OK!
銀行ローンの中には、自動車関連資金に使える専用のローン(バイクローンやマイカーローンなど)を用意しているところもあります。
ただ基本的にカードローンも使途自由で使えるため、自動車の購入資金として利用する人も珍しくありません。
auじぶん銀行カードローン(じぶんローン)に関しても、使途自由なのでマイカーローンとしても活用できます。
金利 | 年1.48%~年17.5% |
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利用限度額 | 10万円~800万円 |
金利は、年2.2%~年17.5%となっています。借入希望額や審査結果によりますが、高額借入の場合は低金利で利用できるでしょう。
またauじぶん銀行カードローン(じぶんローン)の金利は、auユーザーだとさらにお得になります。
金利 | |
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カードローンau限定割 | 誰でもコース 年1.38%~年17.4% |
カードローンau限定割 | 借り換えコース 年0.98%~12.5% |
三井住友銀行のマイカーローンもおすすめ
三井住友銀行は、さまざまな自動車関連資金に使えるマイカーローンを用意しています。
自家用車やバイク購入資金はもちろん、運転免許証の取得資金、車検・修理・付属機器の購入資金にも利用することができます。
ちなみに自動車やバイクは、中古車でも対象となります。
金利 | 年4.475%(変動金利型) |
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借入限度額 | 10万円以上300万円以内(1万円きざみ) |
返済方式 | 元利均等返済方式 |
インターネットなら24時間いつでも申込み可能となっています。忙しい方や時間がない方、店頭に来店できない方でも気軽に申込することができます。
申込方法としては、PC・スマートフォンはもちろん、ローン契約機、電話がありますので、都合の良い方法を選べます。
ちなみに普通の三井住友銀行カードローンも、使途自由ですのでバイクの購入資金として利用することが可能です。
損保ジャパン日本興亜もバイクローンを提供
損保ジャパン日本興亜は、日本の損害保険会社です。
実は、この損保ジャパン日本興亜では、バイクを購入したい人のためにローン商品を用意してくれています。
その名も『ジャパンダ・ネットバイクローン』です。
金利 | 年1.90%~年2.85% |
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借入金額 | 最大999万円 |
借入期間 | 6ヵ月~10年 |
非常に低金利ということに加え、借入金額も最大999万円なので、審査さえ通過すれば比較的希望のバイクを購入できるでしょう。
Webで24時間365日申込受付をしているので、来店不要という点も助かるポイントです。また保証料込みなので審査手数料も不要となっています。
審査結果・金利に関しても、迅速回答で対応してくれるので早く結果を知りたい人にもおすすめです。
バイクローンは未成年でも申込みができる
通常はローンに限らず、カードローンにしても未成年の方は申込むことができません。まず申込み条件が「満20歳以上」であることが大きな壁になるからです。しかし未成年の方が決して申込めないかというとそうではありません。それには以下の条件が必要になります。
- 満18歳以上であること
- アルバイトなど安定した収入があること
- 両親が保証人になってくれること
これを満たせば未成年の方でもローンやカードローンを申し込むことが可能です。
この他にも「親や成人して申込条件を満たす兄弟の名義で申し込む」という方法もありますが、どちらにしても承諾を得るという超難関を突破しなくてはいけません。
ただ「バイク欲しい」お願いしても、現実的には厳しいですが、両親を納得させるためにもある程度貯金して、熱意を示すことが大事になってくるのではないでしょうか。
バイク購入は維持・管理費用も含めて考えることが大切
バイクローンを組む時には、低金利の銀行ローンを選ぶことがポイントです。月々の支払負担を軽減することができ、高金利のカードローンに比べ利息を抑えることができるので、そのお金をパーツ代や維持費にもまわすことができます。
新しいバイクが手に入ったら毎日でも乗り回したいでしょう。そうなればガソリン代などもかかってしまいます。
バイク購入時には任意保険や販売店への手数料のほかにも、メンテナンス料もかかってくるのです。
なのでバイク購入はこれらの維持・管理費用も含めて考えなくてはいけません。
高い買物だからローンを組むわけですが、「今すぐほしい」とう感情を少しだけ抑えて、自分に合った低金利の銀行ローンをじっくりと選んでください。