三井住友カードゴールドローンの詳細情報
- ポイント
- 金利が年3.5%~年9.8%と低金利
- 返済実績に応じて適用金利引き下げサービス
三井住友カードゴールドローンは、三井住友グループである『三井住友カード株式会社』が提供しているカードローン商品になります。
カードローンを利用するなら、都市銀行である三井住友銀行カードローンを利用するのも1つの手ですが、意外にも三井住友カードゴールドローンのスペックが良くおすすめです。
三井住友カードゴールドローンの特徴や商品詳細、口コミ・評判などについてお話していきたいと思います。
三井住友カードゴールドローンの基本スペック
まずは、三井住友カードゴールドローンがどのようなローン商品なのか確認してみましょう。基本スペックを以下の表にまとめてみました。
年会費 | 年会費無料 |
---|---|
申込対象 | 満20歳以上~64歳以下で安定収入のある方(学生は除く) |
利用限度額 | 700万円まで |
金利 | 年3.5%~年9.8% |
借入方法 | CD・ATM/口座振込 |
簡単にまとめるとこんな感じになりました。では、それぞれの項目についてもう少し具体的にお話していきたいと思います。
年会費
三井住友カードゴールドローンの良いところは、まず年会費無料だということです。利用するクレジットカードによっては、年会費が必要になります。
例えば、『三井住友VISAゴールドカード』だったら、年会費で10,000円以上かかります。それと比較すると年会費無料の三井住友ゴールドローンは嬉しいですね。
申込対象
三井住友カードゴールドローンの申込対象者は『満20歳以上~64歳以下で安定収入のある方(学生は除く)』となっています。
カードローンによっては、パート・アルバイトによる安定収入があれば学生でも申込可能なところがありますが、三井住友カードゴールドローンの場合、学生の申込はできません。
また『三井住友カードゴールドローンカードレス』というローン商品もあるのですが、すでにゴールドローンカードレスを持っている人は、申込することができません。
当然、申込後には審査があります。審査結果によっては、キャッシングを利用できないこともあるので覚えておきましょう。
利用限度額
三井住友カードゴールドローンの利用限度額は、最高700万円までとなっています。三井住友銀行カードローンは、10万円~800万円なので100万円の差ということになります。
すでに三井住友カード株式会社が発行するカードを持っている人は、そのカードとゴールドローンのカードの合算での利用残高が総利用枠を超えない範囲で利用できます。
金利
三井住友カードゴールドローンの金利は、年3.5%~年9.8%です。三井住友銀行カードローンの金利は、年4.5%~年14.5%となっています。
銀行カードローンは、低金利が魅力と言われていますが、それよりも低い金利を設定している三井住友カードゴールドローンは、とてもお得と言えるでしょう。
借入方法
三井住友カードゴールドローンは、CD・ATMと口座振込での借入が可能となっています。利用者の都合に合わせて、借入方法を選択できるのは助かりますね。
口座振込を利用する場合は、インターネット・携帯・電話で借入したい金額を申込しなければなりません。申込受付後、利用代金支払い口座に振込されます。
三井住友カードゴールドローンの特徴
三井住友カードゴールドローンの基本スペックについてお話してきましたが、もう少し特徴について解説していきたいと思います。
三井住友カードゴールドローンの特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
- 金利年3.5%~年9.8%、利用限度額700万円まで
- 適用利率引き下げサービス
- 全国のCD・ATMが利用可能
- 最短即時振込
これら特徴を知っておけば、便利でお得に三井住友カードゴールドローンを利用することができるはずですよ。
金利年3.5%~年9.8%、利用限度額700万円まで
金利や利用限度額に関しては、先ほどもお話しましたが、ここでは利用限度額に応じて金利設定が変わるということを知ってほしいと思います。
利用限度額 | 金利 |
---|---|
700万円 | 年3.5% |
500万円~690万円 | 年4.5% |
300万円~490万円 | 年7.8% |
290万円以下 | 年9.8% |
このように利用限度額が高くなるほど、金利は低くなっていきます。当然、金利は低い方が利息による返済負担を少なくすることができます。
しかし金利を低くしたいからといって、借入希望額700万円で申込してもおそらく希望通りにはなりません。必要最低限の額を申込することをおすすめします。
自身の収入を顧みずに高い借入希望額で申込すると、審査で『返済計画が立てられていない』と判断され、審査落ちすることがあるので気をつけましょう。
適用利率引き下げサービス
三井住友カードゴールドローンの魅力は、低金利ということがまず1つ挙げられますが、さらに適用利率引き下げサービスというものも行なっています。
適用利率引き下げサービスは、返済実績に応じて翌年度利率を最大1.2%まで引き下げてくれるというサービスです。
例えば、利用限度額が700万円だった場合、通常の金利は年3.5%ですが、そこから最大1.2%引き下げとなるので、年2.3%の利率で利用できるというわけです。
借入後、返済遅延がなければ返済実績に応じて翌年度の利用残高分から適用利率を年間0.3%ずつ引き下げてもらえます。
年度 | 初年度 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 5年目 |
---|---|---|---|---|---|
引き下げ後 適用利率 |
年9.8% | 年9.5% | 年9.2% | 年8.9% | 年8.6% |
引き下げ幅 | 0% | -0.3% | -0.6% | -0.9% | -1.2% |
当年度の毎月の支払いに遅延のない方
当年度は、入会日を起点とした1年間(締切日毎)とします。
入会1年経過後、最初に到来する締切日の翌日より引き下げ対象期間となります。
全国のCD・ATMが利用可能
三井住友カードゴールドローンのキャッシングは、全国の銀行・コンビニ・ゆうちょ銀行などのCD・ATMで利用することができます。
提携している銀行やコンビニについては、下記をご覧ください。
提携している銀行
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- ゆうちょ銀行 など
提携しているコンビニ
- セブン-イレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- サークルKサンクス
- ミニストップ など
CD・ATMで出金・返済をする場合は、都度ATM利用手数料が発生します。
利用金額 | 手数料(税込) |
---|---|
1万円以下 | 108円 |
1万円超 | 216円 |
最短即時振込
三井住友カードゴールドカードの強みとも言えるのが、最短即時振込が可能という点です。カード発行後なら借りたい時にいつでもすぐにキャッシングすることができます。
インターネット・携帯・電話で申込後、最短で利用代金支払い口座に振込してもらえるので、今すぐ借入したい人にとってはとっても助かりますね。
三井住友カードゴールドローンカードレスについて
三井住友カードゴールドローンカードレスは、振込専用サービスで通常の三井住友カードゴールドローンよりも利用利率が引き下げられたカード不発行タイプとなっています。
年会費や申込対象、利用限度額は三井住友カードゴールドローンと同じです。基本的な違いは、金利と借入方法の2つです。
三井住友カードゴールドローンとの違い
では、三井住友カードゴールドローンと三井住友カードゴールドローンカードレスの違いについて見ていきたいと思います。
ゴールドローン | ゴールドローンカードレス | |
---|---|---|
金利 | 年3.5%~年9.8% | 年3.5%~年9.2% |
借入方法 | CD・ATM/口座振込 | 口座振込 |
金利は、ゴールドローンよりもゴールドローンカードレスの方が低く設定されています。また文字通りカードレスなので、CD・ATMからは借入することができません。
- カードを持ち歩きたくない
- カードを増やしたくない
- カードでバレたくない
- カードをなくすかもしれない
こういった人は、通常のゴールドローンよりもカード不発行タイプのゴールドローンカードレスを選ぶことをおすすめします。
三井住友カードゴールドローンの返済について
カードローンの審査に申込する際は、つい借入のことばかり考えてしまいがちですが、大切なのは返済計画をきちんと立てておくことです。
ここでは、三井住友カードゴールドローンの返済について解説していきたいと思います。返済方法や返済額、返済期間・回数、約定返済日など把握しておきましょう。
返済方法 | 毎月元金定額返済 |
---|---|
返済期間・回数 | 最長11年9ヶ月・141回 |
約定返済日 | 毎月10日または26日 |
返済方法は、毎月元金定額返済です。毎月支払い元金は、一定額となります。利息と併せて利用代金支払い口座から自動振替されます。
返済期間・回数は、最長11年9ヶ月・141回です。(新規契約利用限度額700万円、実質年率3.5%、毎月返済額5マネン、700万円利用の場合)
※返済期間・回数は利用内容によって異なります。
約定返済日は、申込時に『毎月10日・26日』のいずれかを選択できます。給料日に合わせて選びましょう。※銀行休業日の場合は、翌営業日となります。
返済額について
三井住友カードゴールドローンの返済額は、入会時で『2万円+利息』となります。
ただし締切日時点で利用残高が以下の金額を超えた場合は、以降の利用残高に関係なく毎月元金定額返済金は変更となるので覚えておきましょう。
利用残高 | 毎月元金定額返済金 |
---|---|
200万円超 | 5万円 |
170万円超 | 4万円 |
110万円超 | 3万円 |
入会時 | 2万円 |
三井住友カード株式会社は、クレジットカード会社になりますので総量規制の対象になりますので、申込の利用限度額は年収の3分の1までとなります。
三井住友カードゴールドローンの申込方法
三井住友カードゴールドローンは、基本的にインターネットから申込します。インターネットのみで申込完了もできますし、インターネット申込後に郵送で手続きも可能です。
- 『インターネットでお申し込み完了』
- 『インターネットでお申し込み+郵送でお手続き』
このどちらを選択するかによって、借入までにかかる時間も異なります。では、それぞれの申込の流れについて見ていきましょう。
『インターネットでお申し込み完了』の流れ
- ①インターネットで申込
- ②利用代金支払い口座の設定
- ③必要書類のアップロードまたは郵送
- ④入会審査・カード発行
- ⑤簡易書留にて、自宅にカードが到着
インターネットでお申し込み完了の場合、申込からカード発行まで最短3営業日かかります。もちろん3営業日で発行できない場合もあるので覚えておきましょう。
輸送でカードが送られてくるまで、約1週間となります。カードを受け取った後は、最短即時振込でキャッシングを利用することができます。
『インターネットでお申し込み+郵送でお手続き』の流れ
- ①インターネットで申込
- ②申込情報を印字した書面が到着
- ③申込書面を記入の上、必要書類と一緒に返送
- ④入会審査・カード発行
- ⑤簡易書留にて、自宅にカードが到着
インターネットで申込後、郵送で手続きを進める場合は、インターネット申込後に申込情報を印字した書面が到着するまで約1週間かかります。
そして申込書面を記入して必要書類と一緒に返送します。そこで入会審査が行われ、審査に通ればカード発行となります。ここまで約2週間~3週間かかります。
最終的に簡易書留にて自宅にカードが到着するまで約3週間かかります。じっくり検討しながら利用したい場合は、郵送で手続きをすると良いでしょう。
収入証明書類の提出が必要
貸金業法によって、下記のいずれかに当てはまる場合は、収入証明書類の提出が必要です。
- 本借入希望枠とほかの貸金業者(クレジットカード会社、信販会社、消費者金融会社など)を含めた借入残高の合算が100万円を超える場合
- 三井住友カード株式会社のローンのご利用残高とすでにお持ちのカードのキャッシング利用枠もしくは本借入希望枠の合計が50万円を超える場合
給与収入・年金受給の方は、収入証明書類である以下のいずれか1点のコピー(直近のもの)を提出する必要があります。
個人事業主の方は、収入証明書類2点のコピー(直近のもの)の提出が必要です。
これらの収入証明書類は、パソコンやスマートフォンからアップロードして提出することが可能です。もちろん郵送での提出もできます。
【まとめ】三井住友カードゴールドローンは低金利なのが魅力的
低金利のカードローンを利用したいという人は、三井住友カードゴールドローンおすすめです。三井住友銀行カードローンよりも低金利で利用できますよ。
利用限度額も最高700万円まで利用することができるので、おそらく足りないといったことはないかと思います。
それに返済遅延することなく利用していれば、返済実績に応じて適用利率が最大1.2%引き下げられます。きちんと返済さえすれば、利用するほどお得になっていくわけですね。
全国の提携している銀行やコンビニのCD・ATMから借入することができますし、口座振込でのキャッシングも利用できます。
さらに三井住友カードゴールドローンカードレスもあります。できるだけ金利を抑えたい人やカードを持ちたくない人におすすめのローン商品となっています。