りそなプレミアムカードローンの詳細情報
- ポイント
- 最高金利が年12.475%と高水準金利
- 2種類のカードローンで
りそな銀行カードローンのメリット・デメリット
メリット:最高金利が低い
- ・りそなプレミアムカードローンとりそなクイックカードローンの2つの申し込みを選べる。
- ・プレミアムカードローン・クイックカードローンどちらも最高金利が低め
デメリット:即日融資ができない
- ・融資まで7~10日かかる
- ・りそな銀行の口座が必要
- ・プレミアムカードローンの場合、審査ハードルが高い
- ・メガバンクに比べて店舗数が少ない
- ・変動金利制である
りそな銀行カードローン申込には口座が必須
上限金利も含め金利としての水準はかなり高いりそな銀行のカードローンですが、りそな銀行の口座を持ってなければ申込することはできません。
りそな銀行の口座を、申し込みと同時に開設します。借り入れに必要なキャッシュカードの受け取りに、郵送で1週間程度かかります。
りそな銀行カードローン:最短融資の流れ
「りそな銀行カードローンは、まったく初めてです!」という状態から、最短で融資を受けるための流れは以下の通りです。
- 申し込み(WEB完結)
- 審査
- 審査回答(クイックは最短2時間、プレミアムは最短当日)
- 必要書類手続き
- 契約手続き
- キャッシュカード受け取り
- 融資可能(ここまで7~10日)
↓
↓
↓
↓
↓
↓
りそな銀行カードローンBIGの基本情報
融資までの時間 | 最短で7~10日 |
---|---|
融資限度額 | プレミアム:50万円以上800万円以内 クイック:30万円以上200万円以内 |
金利 | プレミアム:年3.5~12.475% クイック:年9.0~12.475% |
収入証明書は必要? | 限度額300万円までは不要 |
りそな銀行カードローンを詳細情報に関して…
ここからは、りそな銀行カードローンについて、もっと細かく見ていきます。
りそな銀行プレミアムカードローンの場合、年3.5~12.475%と、消費者金融の上限金利18.0%に比べてそうとう低めです。
りそな銀行クイックカードローンの場合も、年9.0~12.475%と、同じく相当低め。
ほかの大手銀行と比べても、上限金利12.475%は群を抜いて低利ですね。
いっぽう、りそなカードローンは「変動金利」であり、利率が見直される可能性に注意してください。
融資限度額ごとの借入利率は、以下の通り。
なお、りそな銀行で住宅ローンを利用していると、年0.5%金利が下がります。
(りそなプレミアムカードローン:変動金利・住宅ローン利用者プランあり)
融資限度額 | 借入利率(変動金利) | 住宅ローン利用者プラン(変動金利) |
---|---|---|
800万円型 | 年3.5% | 年 3.0% |
700万円型 | 年4.0% | 年 3.5% |
600万円型 | 年4.5% | 年4.0% |
500万円型 | 年4.9% | 年4.4% |
400万円型 | 年5.5% | 年5.0% |
300万円型 | 年7.0% | 年6.5% |
200万円型 | 年9.0% | 年8.5% |
150万円型 | 年11.5% | 年11.0% |
100万円型 | 年11.5% | 年11.0% |
50万円型 | 年12.475% | 年11.975% |
(りそなクイックカードローン:変動金利)
融資限度額 | 借入利率 (変動金利) |
---|---|
200万円型 | 年9.0% |
150万円型 | 年11.5% |
100万円型 | 年11.5% |
70万円型 | 年12.475% |
50万円型 | 年12.475% |
30万円型 | 年12.475% |
りそな銀行はいつ・どこから申し込みできるの?
・平日・土日祝日 24時間OK(WEB完結申し込み)
・年中無休:8時~22時
申し込む前に、必要書類を用意しよう
契約時に必要となる書類は以下の通りです。いずれも画像をアップロードする形で送付します。必ず、申し込む前に用意しておきましょう。
◆本人確認書類
「申し込みの際に登録する氏名・住所と一致確認ができる本人確認書類」を送付します。WEB申し込みの場合は、デジタルカメラやスマートフォンで撮影し、画像データで送信します。
◆収入証明書
プレミアムカードローンの場合は300万円超、クイックカードローンの場合は100万円以上の借入上限を希望するという方の場合は、上記と一緒に収入証明書が必要となります。
一般的な目安として、下記を用意しておいてください。審査の結果によって、その他の必要書類の提出が求められる場合もあります。
・源泉徴収票
・納税証明書
りそな銀行の返済はどうすればいいの?
返済方法は、以下の2つです。
・自動支払い
・任意返済
基本は、りそな銀行の口座からの引き落としによる返済です。
これに加えて、「臨時に追加返済したい!」というときに任意返済ができます。任意返済をATMから行った場合も、指定の口座から毎月の返済が必要です。
りそな銀行カードローン返済期日
返済期日は、以下のみです。
・毎月5日
毎月の返済額は、当月の5日(休日の場合は翌営業日)に、基準貸越残高の額に応じて決まります。この点、みずほ銀行カードローンの返済日が「毎月10日」に限定されているのと似ています。
返済額
りそな銀行カードローンは、「残高スライド方式」という返済方式を取っています。
いわゆる「リボ払い」とほぼ同じイメージです。異なる点は、月々の返済額が、借入残高に応じて変動するというものです。
例えば、1万円超~50万円以下であれば、返済額は10,000円となっています。
りそなプレミアムカードローンとりそなクイックカードローン、それぞれリストアップするとこのような内容です。
■りそなプレミアムカードローン
借入残高 | 毎月5日の返済額 (休業日の場合は翌営業日) |
---|---|
1万円以下 | 基準貸越残高全額 |
1万円超~50万円以下 | 10,000円 |
50万円超~100万円以下 | 20,000円 |
100万円超~200万円以下 | 30,000円 |
200万円超~300万円以下 | 40,000円 |
300万円超~400万円以下 | 50,000円 |
400万円超~500万円以下 | 60,000円 |
500万円超~600万円以下 | 70,000円 |
600万円超~700万円以下 | 80,000円 |
700万円超~800万円以下 | 90,000円 |
■りそなクイックカードローン
借入残高 | 毎月5日の返済額 (休業日の場合は翌営業日) |
---|---|
50万円以下 | 10,000円 |
50万円超~100万円以下 | 20,000円 |
100万円超~200万円以下 | 30,000円 |
「リボルビング方式」なので、返済額に対する利息の割合が大きくなりがちであることに注意してください。繰り上げ返済で元金を返していき、利息を増やさないことをおすすめします。
りそな銀行カードローンのATM情報に関して
借入、返済時に以下のATMが利用できます。
・埼玉りそな銀行
・近畿大阪銀行
・セブン銀行
・ローソン
・E-net(ファミリーマート、サークルKサンクス、ミニストップなど)
コンビニが利用できるのもうれしいところですね。いっぽう、ATMの利用手数料がかかる点にご注意を。
誰が申し込みできるの?
りそな銀行カードローンの利用の基本的な条件は、以下の通りです。
◆りそなプレミアムカードローン
・申込受付時満20歳以上満60歳未満の方
・継続安定した収入のある方
(※パート・アルバイトの方も申込みOK)
(※専業主婦、学生は申し込みNG)
・保証会社の保証(オリックス・クレジット株式会社)が受けられる方
◆りそなクイックカードローン
・契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満の方
・継続安定した収入のある方
(※パート・アルバイトの方もOK。年収・勤続年数などの条件なし)
(※ただし、学生は申し込みNG)
・保証会社の保証(りそなカード株式会社)が受けられる方
クイックカードローンに限っては、専業主婦(主夫)の方でも、配偶者に安定した収入があれば申し込み可能です。
「え?保証会社の保証を受けられる方って何?」と思う方もいらっしゃると思います。これは「保証人を誰かにお願いしなくても、担保なしでもOKです。そのかわりに保証会社に付いてもらいますよ」ということですね。
プレミアムカードローンは、りそな銀行がオリックス・クレジット株式会社と業務提携して作ったカードローンであるため、サービス開始から保証会社として名を連ねています。いっぽうクイックカードローンは、りそな銀行系列の保証会社である、りそなカード株式会社が付いています。りそなカード株式会社の主要株主に、クレジットカード大手の株式会社クレディセゾンがいることが特徴です。
最高金利がダントツに低い!
全体的に見ると、銀行系カードローンの中では最高金利がダントツに低いです。さらに「りそなプレミアムカードローン」は「住宅ローン利用者プラン」により、カードローン金利が0.5%低くなるサービスがあることも目立ちます。
メガバンクより小さめの銀行であるため、「地域密着型のメインバンク」として使っている人に有利なサービスを提供するという姿勢なのでしょう。りそなグループである「埼玉りそな銀行」「近畿大阪銀行」でも、同様の契約内容でカードローンが提供されています。
うれしい!:金利の低さと、えらべるプラン
「上限金利が12.475%、すごい!」
「プレミアムとクイック、自分で選べて便利!」
「住宅ローンがあると、プレミアムの金利が0.5%下がる!」
やだなぁ…:申し込みから融資まで7~10日
「申し込みから融資まで、7~10日かかるのかぁ…」
「返済期日が毎月5日のみは、不便だなぁ…」
「無利息期間のサービスがないのかぁ…」
「店舗数が少ないなぁ…」
りそな銀行カードローンは、こんな人にオススメ!
・「急がないけど、低い金利がいい!」という人
りそな銀行カードローンは、融資までに時間がかかります。この流れは、みずほ銀行カードローンを思い起こさせます。したがって、「融資まで急がないよ!」という、手堅い人がターゲットになるサービスでしょう。
大きな特徴は、「カードローンの契約が2種類あり、自分で選べる」ことです。与信能力に応じて「りそなプレミアムカードローン」と「りそなクイックカードローン」を自分から選択できます。最高金利の低さを活かして、おまとめローンとして使うのも一考の価値があります。
この点は、「銀行のカードローンだけど、審査に通るかなぁ……」という方にとって、ありがたい選択肢ですね。細かくみると、保証会社の保証も「りそなプレミアムカードローン」はオリックス・クレジット株式会社、「りそなクイックカードローン」はりそなカード株式会社と、それぞれ異なっています。三菱UFJ銀行はアコム、三井住友銀行はSMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)と、グループ内に消費者金融会社を持っているメガバンク2行と対照的ですね。
「地域密着型金融」を特徴とし、店舗数が少ないりそな銀行ですが、「メガバンク以外に、じっくり付き合えるもう1つの銀行」という観点で活用できます。特に関東近郊や埼玉にお住まいの方、また近畿圏にお住まいの方にとっては、「埼玉りそな銀行」「近畿大阪銀行」という系列銀行があり、手堅く活用できる選択肢となるでしょう。