三井住友銀行カードローンの詳細情報
- ポイント
- ローン契約機ならその場でカード受け取り可能
- 借入限度額が10~800万円
三大メガバンクの一つに数えられる三井住友銀行ですが、カードローン審査に申し込みをする際に気になるのが「三井住友銀行カードローンの審査は甘いのか厳しいのか」という点ではないでしょうか。
結論から言うと三井住友銀行カードローンの審査は厳しいです。申込者の属性や信用情報を元に返済能力の有無などを確認し、融資できるかどうかを判断します。属性や信用情報に問題があれば審査落ちするか利用限度額を引き下げての融資となるでしょう。
三井住友銀行カードローンの審査に通過するためには、安定継続収入を得ていること、信用情報に傷がないこと、他社借入件数が少ないことなど、さまざまなポイントがあります。
そこで今回は、三井住友銀行カードローンの審査が甘いのか厳しいのかを説明し、審査落ちの原因や通過するためのポイントについて説明していきます。
三井住友銀行カードローンの審査は厳しい
「三井住友銀行カードローンの審査は甘いのか厳しいのか」の問いに関しては、「厳しい」というのが結論になります。まず銀行カードローンの審査基準は、消費者金融と比べても厳しいとされています。
そのうえ三井住友銀行はメガバンクの一つですから、カードローンに限らずどんなローン商品だろうと審査が甘いことは決してありません。また銀行カードローンならではの金利設定になっているのも、審査が厳しいことの理由の一つとなっています。
金利が低いほど審査は厳しくなる
カードローンにおける金融機関の主な収益は「利息」です。利息は、いわばお金を借りる際に生じるレンタル料のようなもので、金利が低いほど利息も安くなります。例えば、三井住友銀行カードローンと、三井住友銀行傘下の消費者金融であるプロミス、SMBCモビットの金利を比較してみましょう。
カードローン | 金利 | 利用限度額 |
---|---|---|
三井住友銀行カードローン | 年4.0%〜年14.5% | 10万円〜800万円 |
プロミス | 年4.5%〜年17.8% | 1万円〜500万円 |
SMBCモビット | 年3.0%〜年18.0% | 1万円〜800万円 |
下限金利を見るとSMBCモビットの年3.0%が一番低いですが、初めてカードローンを利用する場合、下限金利が適用されることはほぼありません。上限金利を見ると、やはり三井住友銀行カードローンの年14.5%が一番低いことがわかります。
カードローン利用者からすれば低金利の方が返済負担が減るのでよいですが、三井住友銀行からすれば利息が少ない分、収益が少なくなります。そのうえで、もし審査が甘いと返済能力が乏しい方にも融資する可能性があり、最悪の場合、貸し倒れになるリスクがあります。
その貸し倒れのリスクを避けるためにも、審査を厳しくしているというわけです。もちろんプロミスやSMBCモビットの金利の方が高いからと言って、大手消費者金融の審査が甘いということにはなりませんので覚えておきましょう。
三井住友銀行カードローンの審査に通るのは難しい?
では、三井住友銀行カードローンの審査に通るのは難しいのかというと、必ずしもそういうわけではありません。属性や信用情報に問題がなく、三井住友銀行の基準を満たしていれば審査に通り、借り入れすることは可能です。
三井住友銀行カードローンを利用するためには、申込資格をクリアしている必要があります。クリアしたうえで審査に落ちる場合は、審査落ちの原因が必ずあります。審査落ちの原因については、後述していきます。まずは、三井住友銀行カードローンの申込資格を確認していきましょう。
三井住友銀行カードローンの申込資格
三井住友銀行カードローンは、下記の申込資格をクリアした方のみ審査を受けることができます。
- 三井住友銀行カードローンの申込資格
- ・お申込時満20歳以上満69歳以下の方
・原則安定したご収入のある方
・三井住友銀行指定の保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)の保証を受けられる方
この3つの申込資格をクリアしていることが大前提です。その後、申込内容を元に申込者の属性や信用情報を確認し、融資するかどうかを判断していきます。
例えば、申込時点で20歳になったばかりの方や60代後半の方は、年収や勤続年数など複数の属性に問題があれば審査で落ちる可能性もあります。
また保証会社がSMBCコンシューマーファイナンス株式会社(プロミス)なので、審査は三井住友銀行だけでなくプロミスも行うことになります。よって過去にプロミスと契約していて、返済を延滞するなど金融トラブルを起こしている場合は審査落ちする可能性が高まります。
安定した収入がある=返済能力があると判断される
申し込み時点で何より大切なのは、安定継続収入があることです。当然、返済能力がない可能性のある方に対して融資するほど、三井住友銀行カードローンの審査は甘くありません。安定した収入がないと返済能力はないと判断され審査に落ちてしまいます。
安定継続収入がないと判断される方は、主に以下のような仕事をしている方です。
- 無職
- 年金受給者
- 日雇い労働者
- 水商売
- 農業や漁業
無職の方は、収入ゼロですから当然審査には通りません。年金受給者も就労による収入がゼロなので審査落ちするでしょう。日雇い労働者もその日暮らしが精一杯である可能性が高く、収入が安定しているとは言えません。
水商売は、すぐ辞める人が多く、そもそも新規出店した店舗もすぐ閉店するような厳しい業界です。農業や漁業は、天候などによってその年の収入が大きく変動するため、収入が安定しているとは一概に言えないのです。
では、申込資格はあるとして、それでも審査落ちしてしまう方にはどのような原因があるのでしょうか。ここからは、審査落ちする原因について解説していきます。
三井住友銀行カードローンの審査に落ちる原因
三井住友銀行カードローンの審査に落ちる原因としては、どういったものがあるのでしょうか。具体的に審査落ちする方の特徴と対策方法について解説していきます。審査落ちの原因をまとめると、以下のようなものがあげられます。
- 審査落ちの原因
- ・信用情報に傷がついている
・他社借入件数が多い
・申込内容に虚偽やミスがある
・在籍確認が取れない
信用情報に傷がついている
信用情報に傷がついている状態、つまりブラックになっている場合、審査に通過できる可能性は非常に低いです。長期延滞や自己破産といった金融事故を起こした経験がある場合、その金融事故の履歴が個人信用情報機関に記録されます。
カードローンを含むローン商品をはじめ、クレジットカードや携帯代金の延滞なども記録されるので注意が必要です。その記録は、内容によっては最長1年〜10年間残り続けます。記録が残っている間は、カードローンやクレジットカードを利用することも難しくなります。
また短期間に複数社へ申し込みした場合も、申し込みブラックとして記録が残ります。金融事故を起こした経験がある場合は、履歴が消えてから申し込みするようにしましょう。
他社借入件数が多い
三井住友銀行カードローンの審査では、他社借入件数も厳しく確認します。ローンを利用した経験がない人とたくさんの金融機関から借り入れしている人だと、やはり前者の方が審査には通りやすくなります。
特に他社借入件数が4件以上あると多重債務者と判断され、審査に通るのは厳しくなるでしょう。また他社借入件数が少なくても、年収に対して借入金額の割合が多い場合、返済能力が乏しいと判断され、審査落ちのリスクが高まります。
他社借入件数が多い方は、まず既存の借入先を完済してから、三井住友銀行カードローンに申し込みすることをおすすめします。
申込内容に虚偽やミスがある
申し込みする際に、虚偽の情報を申告した場合、三井住友銀行カードローンの審査には落ちるでしょう。例をあげると、実際の年収よりも高くしたり勤続年数を長くしたりして申告すると審査落ちに繋がります。
仮に無職にも関わらず勤務していると虚偽の申告をした場合、在籍確認によって働いていないことがバレます。カードローンは、無担保・無保証人で利用できる分、利用者の信用度が大切になりますので、信用を失うようなことは決してしないでください。
また故意ではない場合も、事実確認に時間を取られ審査に時間がかかります。できるだけ早く借りたい人にとってもデメリットしかありませんので、申し込みは正確に行うようにしましょう。
在籍確認が取れない
在籍確認は、審査の過程で必ず行われるものであり、在籍確認が取れない場合、審査で落とされることになります。在籍確認は、申込者の職場が実在するものか、また申込者が本当にその職場に勤めているのかを確認するものです。
この在籍確認が取れることで、申込者に返済能力があるという判断も取れます。三井住友銀行カードローンの審査時間は、最短2営業日と言われているので、申込後2営業日は在籍確認が取れる状態にしておきましょう。
自身が不在の場合も、会社の人が「◯◯(申込者)は、席を外しております」といった形で伝えてもらえれば在籍確認となります。もちろん三井住友銀行側も、カードローンの利用ということは伏せて電話をかけてきてくれます。
三井住友銀行カードローンの審査は甘くない
三井住友銀行カードローンの審査が甘いのか厳しいのか、その答えは「厳しい」です。金利が低い分、貸し倒れのリスクを軽減するために、審査を厳しくしています。
三井住友銀行カードローンは、申込者の属性や信用情報を元に審査を行います。安定継続収入がなければ返済能力もないと見なされ、審査で落とされます。
ほかにも他社借入件数が多かったり、個人信用情報機関に金融事故履歴が残っていたりすると審査では不利になりますので気をつけましょう。