『大手消費者金融アイフル・アコムのカードローンに審査申込をしたけど審査に落ちた』というケースは、珍しいことではありません。
消費者金融は、よく銀行カードローンよりも審査が甘いと言われることもあるので、そういったところから『アイフル・アコムの審査に落ちることなんてあるのか』と疑問に思う人もいるでしょう。
審査は、申込者がお金を貸せる人物かどうかを確かめる審査ですから、申込者の信用情報等によっては、落ちることも当然あるわけです。
結論から言うと、水商売や風俗嬢の方でもアイフル・アコムの審査に通る可能性があります。
では、どういった職業だとアイフルの審査に落ちやすいのでしょうか?
- 在籍確認が不可の場合は審査に通らない
- 安定継続収入を証明できれば、夜職でも審査に通る
- 借り入れ希望額を少額にすることで、審査通過率を上げられる
アイフル・アコムの審査に落ちやすいのは不安定な職業
“不安定な職業”とは言っても、具体的にどういった職業が不安定なのでしょうか? いくつか簡単に例を挙げると以下のような感じになります。
- 水商売(風俗嬢など)
- 自営業
- アーティスト
- 会社経営者
- 農業
- 漁業
- ドライバー
アイフルの審査に落ちたという人の中には、上記のいずれかの職業に勤めている人もいるのではないでしょうか?
もちろん上記の仕事をしているからと言って、100%審査に通らない・借入できないというわけではありません。
しかしアイフル・アコムは、『満20歳以上69歳までの定期的な収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方』を申込対象者としています。
つまり安定継続収入があるかどうかを重視して審査を行うというわけですね。たとえ上記の仕事をしているとしても、安定継続収入があると判断されれば、審査には通過する可能性は高まるでしょう。
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※下記の条件では審査に通らない可能性があります。
- 安定した収入を証明することができない。
- 過去に長期延滞履歴がある(ブラックリストは審査に通りません)
- 他社借入が年収の3分の1を超えている。
高収入のイメージが強い水商売はなぜ審査に不利か
上記の職業の中でも、特に審査通過が難しいと言われているのが”水商売”です。水商売というのは、風俗、キャバクラ、スナック、居酒屋なんかも水商売と呼ばれます。
一般的にこういったナイトワーク系の仕事というのは、高収入のイメージが強いですよね。しかしその一方で、お客さんからの人気によって、収入が大きく左右する不安定な商売でもあるわけです。
安定していない職業となると、アイフルも審査を通すことを渋ります。いつ返済が難しくなるかわかりませんからね。
月収1,000万円以上! なんてキャバクラ嬢がテレビに出演していることもありますが、あれはあくまで一部の人の話。そもそもそんなに稼いでいたらお金を借りる必要はありません。
そこまで稼いでいない人でも、きちんと働いていて、安定収入があることを証明できれば、アイフルの審査にも通過するかもしれません。
各消費者金融の中で『水商売の申込者は審査で落とそう』と決めているわけではありません。しっかりと審査を行なった上で審査に通すべきか否かを決定します。
ただ水商売の方がアイフルの審査に申込する場合は、できるだけ審査に通過する属性で申込することが大切。(※とはいえ申込内容に嘘を記入してはいけませんよ。)
アイフルの審査基準を知れば審査通過に大事なことがわかる
『水商売だから』という理由でアイフルの審査に落とされたんじゃ、正直納得いきませんよね。水商売をやっている人でなんとしてもお金が必要という人は、審査通過に大事なことを知っておきましょう。
まずは、アイフルの審査基準について考えてみたいと思います。ここがわかれば、できるだけ審査に通るように何か対策を練ることができるかもしれません。
アイフルの審査基準は“1秒診断”に隠されている?
アイフルは、審査申込をする前に “1秒診断” というものを受けることができます。『1秒で借入可能か判断なんてできるの?』と思いますよね。
実際に1秒診断では、どういった項目があるのでしょうか?
- 年齢
- 雇用形態
- 年収
- 他社借入金額
1 秒診断の項目は、この4つになります。たったこれだけで借入可能かを判断できるということは、言い換えるとアイフルが審査で重要視しているのはこの4項目ではないかということ。
つまりアイフルは、この4つの項目を審査基準としているとも言えるのではないでしょうか。
年齢
アイフルの申込条件として、『年齢制限』があります。20歳以上、70歳未満が申込対象者となりますので、それ以上もしくは以下となると、借入することは難しいでしょう。
19歳以下、71歳以上の場合は、借入することができません。
雇用形態
アイフルの1秒診断の項目にある『雇用形態』は、6つの雇用形態から選択できるようになっています。
▶社長・代表者
▶従業員(正社員)
▶従業員(派遣・パート・アルバイト・嘱託)
▶主婦(パート・アルバイトをしている)
▶専業主婦
▶無職
アイフルは、『安定継続収入』があることを利用条件の1つとしていますから、専業主婦と無職を選択した場合は、借入ができないということになります。
年収
どれくらいの年収があると『安定継続収入』と言えるのかという話ですが、一般的には少なくとも100万円あれば安定継続収入と判断されるかと思います。
もちろん消費者金融であるアイフルは、総量規制の対象となりますので年収の3分の1までしか借入することができません。
つまり年収100万円であれば、最高でも30万円程度までしか借入することができません。ある意味、1秒診断の年収の項目は、利用限度額の上限を決める指標にもなります。
例えば、年収300万円のサラリーマンが、貸金業者A社から80万円を既に借りている場合、貸金業者B社、C社からは、合計で20万円(=300万円×1/3ー80万円)までしか借入れできません。
年収400万円あれば、返済能力に問題なしとされ審査に通る可能性は高まりますし、利用限度額も希望に沿った額で融資してもらえるかもしれません。
他社借入金額
『他社借入金額』は、アイフルの審査でかなり重要視される項目のようです。例えば、『パート』『年収100万円』と項目で選んでも、『他社借入金額』が0円であれば融資可能という結果が出ます。
他社借入金額が多すぎると、総量規制の問題で新規借入ができず、アイフルの審査に通らない可能性があります。
また多重債務の可能性がある人に対しては、アイフルもより慎重に審査を行うことになりますので、審査落ちしてしまうことがあるかもしれません。
水商売でもアイフルの審査に通過するためのポイント
水商売だとよくカードローンの審査に落とされやすいという話を耳にしますね。確かに安定した職業に就いている人よりも、審査に落ちる可能性は高いと言えるでしょう。
しかしポイントを押さえておけば、たとえ水商売の人でも審査に通過することができるかもしれません。
では、どういったポイントを押さえれば審査に通るのでしょうか。
業種に『アミューズメント企業』と記載する
審査申込の欄に職業を記入するところがあるわけですが、何も正直にキャバクラなどと記載する必要はありません。
信用を得るためには、嘘をつかずにどう良く見せるかも重要です。例えば、所属している会社が法人なのであれば、企業名をしっかりと記入しましょう。
また業種の項目には、エンターテインメントやアミューズメントと記載しておけば、問題なく審査に通るでしょう。
勤続年数が1年以上であること
勤続年数がある程度長いことは、審査を受ける上で大切です。勤続年数が短いとアイフル側は、『また職をすぐ変えるのではないか』『収入が安定していないのではないか』などいろんなことを考えます。
最低でも勤続1年以上であれば、返済途中に仕事を辞めて収入がなくなることはないだろうと判断されます。
もしまだ勤続年数が1年にも満たないという人は、総量規制に則った希望融資額を記入しましょう。
例えば、年収120万円であれば40万円程度。年収150万円であれば50万円を希望限度額としておきます。
希望融資額50万円以下で申請しましょう
アイフルの場合、希望限度額50万円以下で審査申込すれば、収入証明書の提出が不要です。アイフルで契約する場合は、希望限度額をきちんと意識して年収の申告をしましょう。
最初は、10万円など少額を希望限度額としておけば、ある程度は審査に通りやすいはずです。増額は、その後でもある程度であれば行なってくれます。
水商売がカードローンの審査に不利な理由って何?
なぜキャバクラなどの水商売は、カードローンの審査に不利だと言われているのでしょうか? 勤続年数が長くしっかりと収入も得ているのであれば、問題ないように思いますよね。
ここでは、水商売がカードローンの審査に不利と言われている由縁についてお話しておきたいと思います。
安定性と景気に左右されやすい職種だから
一番の理由は、水商売という職業の特性上、安定性が保証できないということと、景気や人気に左右されやすい仕事であることが大きいでしょう。
また競合店との競争に敗れたり不景気の煽りを受けたりして、お店がいつ閉店するかもわかりません。
こういったことから、『安定した収入があり返済能力がある』という点において信頼に欠けるとアイフルが判断するからです。
水商売をしている人はお金のトラブルを起こしやすい
そうでない人にとっては、完全にレッテルでしかないのですが、水商売の世界で働いている人は、借金をしても返済トラブルを起こしやすいと捉えられています。
実際そういった前例がいくつもあるようで、どの金融機関も水商売の人に対しては、審査を慎重に行う傾向にあるようです。そこから、水商売は審査に通りづらいという俗説が広まっていったというわけですね。
勤続年数には注意
カードローンの審査を行う上で『勤続年数』は、重要視される項目の1つという話をしましたね。
水商売や風俗業といった仕事をしている人がカードローンの審査に申込をして落ちた時、その審査落ちの理由として一番多いのが、この『勤続年数』の短さです。
では、勤続年数が短いと一体何が問題なのでしょうか?
- 在籍確認が取りづらい
- 収入が安定しない
基本的にこういった理由があることから、勤続年数が短い人に対しては、より審査が慎重になってきます。
水商売や風俗業といった業界の特性上、勤続期間が数ヶ月という人も珍しくありません。また言い方は悪いかもしれませんが、『賞味期限』にも厳しいのがこの業界です。
こういったことから、どうしても勤続年数が短く、収入が不安定になりがちなのです。
こういう状況の元でアイフルの審査に通過しようと思ったら、やはり申込内容の書き方から希望する限度額まで意識して審査申込することが大切なのです。
まずは、10万円など少額から融資を希望して、徐々に増額してもらえるように動くと良いでしょう。
在籍確認が審査通過に必要
カードローンで借入するためには、在籍確認をクリアする必要があります。どの金融機関も、在籍確認は必ず行われるので避けては通れない道です。
しかし水商売や風俗業の場合、接客中に在籍確認の電話がかかってくると本人が電話に出ることは難しいですよね。
基本的にカードローンの在籍確認は、会社名ではなく個人名でかけてきてくれます。つまり『アイフルです』ではなく『佐藤と申しますが……』といった形でかけてくれるというわけです。
ですから他の従業員の方が電話に出たとしても、在籍確認の電話だと気づかれるリスクは低いですし、変わりに電話を取った人が『◯◯は今、別の対応中です』といった形で言ってくれれば、それが在籍確認となります。
可能であれば、前もって従業員の方に『こういう電話がかかってくる』という旨を伝えておけば、在籍確認もスムーズに行くでしょう。
アリバイ会社などを利用するのはNG?
水商売や風俗業には、アリバイ会社と提携しているところがあります。
このアリバイ会社とは、勤務先を知られたくない仕事をしている人が普通の会社勤務を装うために、源泉徴収票や給与明細を発行するといったサービスのことを言います。
アリバイ会社によっては、在籍確認の電話対応などもサービスの一貫として行なっているところもあるようです。
基本的には、『外出中です』と言った対応を取ることが多いようですが、要望があれば可能な範囲で対応してくれるところもあるとか。
どうしても水商売や風俗業を隠したい場合は、こういったサービスを利用するのも1つの手です。しかしバレた時のリスクを考えると不安も残るので、利用は要検討ですね。
水商売でもアイフルの審査に通過するコツまとめ
水商売の人は、アイフルの審査に通りづらいと言われていますが、100%通らないというわけではありません。
- 業種に『アミューズメント企業』と記載する
- 勤続年数が1年以上であること
- 希望融資額50万円以下で申請すべし
こういったようにポイントを押さえておけば、水商売でもアイフルの審査に通過する可能性はあります。
勤続年数に関しては、実際に働き続けないと何とも言えないですが、それ以外でもできることはあるはずですので、ぜひ参考にしてアイフルの審査に申込してみてください。