カードローンは、大きく分けると銀行カードローンと銀行以外の消費者金融や信販会社が提供しているカードローン(ノンバンクカードローン)があります。
基本的に、サービスとしては同じものです。決められた融資限度額内で何度でも借入できて、分割で返済していくことができるというものですね。
しかし銀行カードローンとノンバンクカードローンでは、金利や審査基準、融資限度額などさまざまな点で違いがあります。
今回は、銀行カードローンのおすすめをランキング形式で紹介していきたいと思います。
信用性の高い金融機関となれば、やはり銀行カードローンを選ぶのが理想的です。しかし銀行と言っても、全国にたくさんありますから、どこが良いのか迷うところ。
現在問題となっている銀行カードローンの過剰貸付の話も絡めながら、銀行カードローンの特徴やメリット・デメリットについてお話していきます。
まずは、おすすめの銀行カードローンをランキングで見ていきましょう!
おすすめ銀行カードローンランキング




- 平均融資額
- -
- 総合評価
- 4.2点
- テレビ窓口でのスピード手続きが際立つ
- パート・アルバイトでも安定した収入があれば、申込み可能
1.8%〜14.6% |
10万円~500万円 |
最短翌日審査回答(※2) |
最短翌日融資(※1) |




- 平均融資額
- -
- 総合評価
- 4.1点
- 全国約99%のCD・ATMで利用可能!
- 審査回答が最短60分!
1.7%~17.8% ※2020年11月2日以降、新規にお申込みをされた場合の適用金利 |
30万円~800万円 |
最短60分 |
最短即日 ※平日14:30までにお手続き完了の場合 |
・大手消費者金融で審査に落ちた経験のある方
・延滞や滞納経験(携帯料金や家賃など含む)のある方
・既に年収の1/3に近いお借り入れのある方



- 平均融資額
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- 総合評価
- 3.8点
- 金利が年1.9~年14.5%
- 提携ATM利用手数料0円 ※ATMでの「お借入れ」の都度、お借入金額に応じた以下のATM利用手数料をご負担いただきます。 お借入金額1万円以下:110円、お借入金額1万円超:220円 ただし、一部のATMでは無料となります。
年1.9%〜年14.5% |
10万円~800万円 |
最短翌日 |
- |




- 平均融資額
- 約17万円
- 総合評価
- 4.0点
- 年2.0~14.0%と低金利が魅力
- 限度額10万円~800万円と高額借り入れも可能
※ご利用は計画的に
2.0%〜14.0%※注釈(1) |
10万円~800万円 |
- |
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※ご利用は計画的に!








銀行カードローンとは?
銀行カードローンは、都市銀行や地方銀行、ネット銀行など、銀行が個人に対して行う消費者信用による貸付のことを言います。
消費者金融カードローンと同様に、無担保・無保証人でお金を借りられるところがほとんどです。
銀行カードローンの特徴としては、消費者金融と比較すると低金利のカードローンが多いという点でしょうか。消費者金融の上限金利は18.0%のところが多いですが、銀行カードローンは15.0%前後のところが多いです。
もう少し詳しく銀行カードローンの特徴についてお話していきたいと思います。
- 金利
- 借入限度額
- 審査
この3つのファクターに分けて、銀行カードローンの特徴を解説していきます。
銀行カードローンの特徴①金利が低い
銀行カードローンの主な特徴としては、やはり”低金利”であること。消費者金融と比較すると金利が低めに設定されています。
下限金利はもちろん、上限金利も消費者金融のカードローンと比較すると低金利となっている場合がほとんどです。
銀行カードローンを利用する人の多くは、やはりこの低金利という部分に魅力を感じている人が多いのではないでしょうか。
金利が低いということは、その分返済時に発生する利息が少なくて済むということになります。つまり返済負担を軽減することができるわけですね。
大体、銀行カードローンの上限金利は14.0%~15.0%程度である場合がほとんどです。一方、消費者金融カードローンの多くは、上限金利が18.0%程度となっています。
銀行カードローンの特徴②借入限度額が高額
もう一つの銀行カードローンの特徴としては、借入限度額にあります。消費者金融カードローンは、借入限度額の上限が500万円程度に設定されているところが多いです。
一方、銀行カードローンは、800万円~1,000万円程度まで設定されているところが多いという特徴があります。
高額融資を希望する人にとっては、消費者金融よりも銀行のカードローンを利用した方が期待が持てるというわけですね。
もちろん銀行カードローンだからといって、必ずしも希望した額を融資してもらえるわけではありません。
審査の結果、融資しても問題ないと判断されないことには高額融資もないことを覚えておきましょう。
銀行カードローンの特徴③審査が厳しい
銀行カードローンは、消費者金融と比較すると審査が厳しい傾向にあるのも特徴の1つです。これまでお話したように、銀行カードローンは低金利であったり高額融資に対応していたりと借入の条件が良いですね。
審査に通れば良い条件で借入ができる分、審査は厳しく行なっているようです。そもそも消費者金融と銀行では、審査基準や貸付対象者の特徴に違いがあります。
- 消費者金融カードローンは安定継続収入のある方が貸付対象
- 銀行カードローンは返済能力の高い方が貸付対象
ざっくりまとめると、消費者金融と銀行の審査では、こういった違いがあると言えます。審査が厳しいということは、審査に通過する確率が高くないと考えられます。
お金が必要な人にとっては、審査はできるだけ厳しくない方が良いと考えるかもしれません。しかし審査を厳しくすることによって、申込者は少ない負担できちんと返済していける金額を借入することができます。
ところが、消費者金融の総量規制が施行されてから、カードローンの市場は銀行へと大きく流れていきました。
銀行では、現在、過剰貸付に対する自主規制が進められているのをご存知でしょうか。消費者の年収や返済能力を顧みない融資を行なった結果、それが債務者たちを自己破産やそれに伴う自死に追いやる一因になったとバッシングを受けるようになりました。
これが現在問題視されている銀行カードローンの過剰貸付です。現在では、各行が自主規制を行い事態の沈静化に動いているため、審査はより厳しいものになっていると言えるでしょう。
銀行カードローンの過剰貸付を規制する動きが出ています。
2017年4月、金融庁が銀行カードローンの過剰貸付が問題だとして、各銀行に指摘が入りました。それを受けて銀行では、カードローンの審査をより厳しくするなど規制する動きが出ています。
例えば、現在の借金を借り換えによって低い金利に抑えたいと思っても、銀行では難しくなってきています。消費者金融のおまとめローンであれば「総量規制例外貸付」なので、借り換えをするとなれば消費者金融を利用するしかありません。
下記では、銀行カードローンのメリット・デメリットを記載しておりますが、先ほど説明した銀行カードローン過剰貸付の規制がされているという点を踏まえてお読み頂ければ幸いです。
銀行カードローンのメリット・デメリット
ここからは、銀行カードローンのメリット・デメリットについてお話していきます。先ほどの話に出てきた過剰貸付に対する銀行カードローンの自主規制もメリット・デメリットにかかわってくるポイントになるでしょう。
ここからは、現在問題となっている『銀行カードローンの過剰貸付』の話と絡めながら、メリット・デメリットについてお話していきたいと思います。
銀行カードローンのメリット
銀行カードローンのメリットとしては、高額融資が可能という点。利用する銀行カードローンにもよりますが、消費者金融と比較して借入限度額も大きいところが多いです。もちろん少額融資希望の方でも利用できます。
他にも収入の少ないパート・アルバイトや主婦でも利用できるというメリットもあります。消費者金融だと専業主婦の方に収入がない場合は、配偶者の収入証明書と同意書があれば利用できますが、銀行はそれらが不要なので夫にバレずに利用できるというわけです。
そして銀行カードローンの大きなメリットとしては、消費者金融と比較すると低金利のところが多いという点。できるだけ金利を抑えて借りたいという人には、銀行カードローンがおすすめです。
- 借入限度額が高いので高額融資が可能
- 収入の少ないパート・アルバイトや主婦でも借りられる
- 消費者金融と比較すると低金利
銀行カードローンは、消費者金融と比較すると借入限度額が高く高額融資にも対応してくれています。ただいきなり高額を借入できるわけではありません。
銀行側も貸付する際は、きちんと審査を行なって申込者に返済能力があるかを確認した上で、返済に困らない借入限度額で融資します。
銀行の中には、過剰貸付の自主規制の一貫として融資額の上限を『年収の3分の1以下』に引き下げるところもあり、実質の”総量規制”と言っても過言ではないでしょう。
また銀行カードローンは、収入の少ないパート・アルバイトや主婦の方でも利用することができます。
その際、収入証明書の提出等を求められる場合があります。給与明細書や源泉徴収票など、収入が分かる書類が必要になるかもしれませんので、事前に用意しておくようにしましょう。
銀行カードローンのデメリット
銀行カードローンは、低金利や利用限度額が良いなど借入の条件が良い分、審査が厳しい傾向にあります。審査の通りやすさでいえば、やはり消費者金融の方が上です。
他にも消費者金融と比較すると、審査に時間がかかる場合が多いです。中には、迅速な対応をしてくれる銀行カードローンもあるのですが、即日融資を希望するのであれば、消費者金融の方が可能性は高いと言えます。
また銀行によっては、普通預金口座の開設が必要となるところもあります。逆に言えば、元から使用している口座の銀行が提供しているカードローンであれば、手続きの手間が省ける可能性もあります。
- 審査が厳しいところが多い
- 消費者金融と比較すると審査に時間がかかる
- 普通預金口座の開設が必要になる場合がある
デメリットに関しても、過剰貸付の問題が影響を及ぼしていると考えられます。元々、銀行カードローンは消費者金融カードローンと比較すると審査が厳しいと言われていました。
ただ”銀行カードローンは審査が厳しい”と言っても、それはあくまで『消費者金融と比較したら』の話です。実際、過剰貸付という問題に発展しているわけですから、融資は積極的に行なっていたと言えるのではないでしょうか。
これまで銀行カードローンは、申込者の年収や返済能力に関係なく高額融資などを行なってきたという現実があります。審査はきちんと行なっていたとはいえ、そもそもその審査のやり方などに問題があったという他ありません。
そこで今回の自主規制ですから、いよいよ本格的に審査は厳しくなっていくことでしょう。それに伴って審査の時間もより一層かかるようになると考えられます。
お金に困っている消費者へ返済に困るほどのお金を貸してしまっては、債務者も債権者も双方に良いことはありません。今後の銀行カードローンの動向には、注目しておきたいところです。
今回の過剰貸付による銀行の自主規制は、あくまで健全な貸付を行うために必要な措置です。もちろんこのまま過剰貸付を行なっていると、消費者金融の総量規制ように法的措置を取られる可能性があるため、それはなんとしても避けたいという銀行側の意向もあるでしょう。いずれにせよ、過剰貸付は銀行側にも借入する側にも良い方向に向かうことはないと言えるので、『希望通りの金額を借りられない!』と悲観することはありません。カードローンは、あくまで返済できる金額内で利用するようにしましょう。
三井住友銀行カードローン
三井住友銀行カードローンは、三大メガバンクの1つに数えられる大きな銀行で、その信用性の高さが1つの魅力となっています。
金利は、年4.0%~14.5%と銀行カードローンの平均値よりも少しばかり低いといったところでしょうか。借入限度額は、10~800万円となっています。
三井住友銀行の審査を行うのは、保証会社であるグループ会社の『SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)』と『三井住友銀行』です。
プロミスといえば、対応スピードの早さが魅力の1つ。三井住友銀行カードローンは、そんなプロミスと三井住友銀行が審査を行なっているため、銀行カードローンの中でも比較的対応が早いと評判です。
三井住友銀行カードローンはローン契約機が便利!
三井住友銀行カードローンは、銀行カードローンとしては珍しくローン契約機を設置しています。
ローン契約機のメリットは、と三井住友銀行の普通預金口座がなくても早く対応ができるという点です。
ローン契約機で手続きすれば、その場でカードを発行することができます。提携ATMを利用することでスムーズに借入の手続きを行うことが可能となっています。
オリックス銀行カードローン
オリックス銀行カードローンの魅力は、やはり融資限度額が最高800万円と高額融資が可能という点です。高額融資を希望する人には、おすすめの銀行カードローンですね。
ただその分、金利に関しては、1.7%~17.8%と銀行カードローンにしては若干高めの設定となっています。ただ下限金利は、消費者金融と比較すると低いですね。
借入残高が10万円以下であれば返済金額は3,000円で済みますので、返済負担もそれほど大きくなく返済していくことができるのではないでしょうか。
オリックス銀行カードローンは口座開設不要!
オリックス銀行カードローンは、口座開設不要で利用できるカードローンとなっています。これは、銀行カードローンとして珍しく、オリックス銀行の大きなメリットと言えるのではないでしょうか。
銀行カードローンは、申込をする際に口座開設が必要となるケースが多いです。返済する時は、その口座から自動引き落としされるという流れになります。
その点、オリックス銀行は、口座開設が不要です。もちろんカードローンの契約後も口座を開設しなくて良いので手間がかかりません。
ちなみにオリックス銀行は、『指定口座から自動引き落し』『オリックス銀行指定の口座へ振込返済』『提携金融機関ATMから返済』という3つの返済方法を選べます。
みずほ銀行カードローン
みずほ銀行カードローンは、やはりメガバンクということで非常に信用性が高いと言えます。初めての人でも、安心して借入することができますね。
また借入限度額に関しても、10万~800万と業界ではトップクラスの金額となっています。高額借入を希望する人には、おすすめできる銀行カードローンです。
金利に関しては、2.0%~14.0%と銀行カードローンのメリットを存分に感じさせます。低金利なので、返済負担も抑えながら借入することが可能となっています。
WEB完結申込なら来店・郵送不要!
みずほ銀行カードローンでは、WEB完結申込なら24時間いつでも申込することができるので、忙しい人でも気軽に利用することができます。
また文字通りWEB完結なので、申込や契約の際にわざわざ店舗まで足を運ぶ必要もありません。人に知られたくないという人にもおすすめです。
他には、審査通過後の書類等の郵送がない点もみずほ銀行カードローンの良いところですね。つまり郵送物からカードローンを利用していることを家族などに知られるリスクがないということです。
ジャパンネット銀行 カードローン
ジャパンネット銀行 カードローンの魅力の1つとしては、借入限度額が1,000万円までと高額融資に対応している点かと思います。
一方、金利に関しては、1.59%~18.0%と大手消費者金融とほぼ同じなので、金利という点においては特に大きなメリットは感じません。
ジャパンネット銀行 カードローンに申込する際は、同時にジャパンネット銀行口座を開設する必要があります。キャッシュカードがないと借入することができません。
キャッシュカードが手元に届くまで、郵送で1週間前後かかるので、そのあたりのことも頭に入れて申込すると良いでしょう。
反対に元々ジャパンネット銀行の口座を持っている人は、スムーズに借入を行うことができるはずです。
初回申込者は30日間無利息サービスが適用
銀行カードローンで珍しいのが、この30日間無利息サービスを実施しているという点。
大手消費者金融では、無利息サービスを行なっているところもいくつかありますが、銀行カードローンでは少ないため、ジャパンネット銀行 カードローンの魅力の1つになっていると言えます。
銀行カードローンでお得に借入したいと考えている人は、30日間無利息サービスのあるジャパンネット銀行 カードローンを利用するのもおすすめです。
おすすめ銀行カードローンランキングまとめ
おすすめの銀行カードローンをランキング形式で紹介してきました。ここで紹介した銀行カードローン以外にも、良いサービスを提供している銀行はたくさんあります。
またカードローンを利用する際に”何を重視するか”によって、申込するべき銀行カードローンは異なってくるでしょう。
低金利なのか借入限度額なのか審査スピードなのか信用性なのか……。銀行カードローンに申込する際は、まず自分が求める条件を洗い出すところから始めてみましょう。
その条件を元に、ランキングなどを利用して自分にマッチした銀行カードローンを見つけてみてください。